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うつ病・自律神経施術専門 平井鍼灸院 ‐ 東京都江戸川区

うつ病の症例

うつ病の症例をご紹介致します。

 

うつ病は、心の風邪とも言われていますが、心の病ではないと私たちは捉えております。ほとんどの原因は体に出ており、それを解消することでうつ病の状態を快方に向かわせることが重要です。うつ病には、抑うつ傾向の方と躁鬱の傾向の方が多く、当院にもご来院されて改善が見られている症例でもあります。

 

このようなお悩みの方が多いです。

 

  • 頭が回らなくなる…
  • 原因不明のしびれがある…
  • 気分が上がらない…
  • 急に不安になる…
  • 身体が午前中は殆ど動かせない…
  • 吐き気がする…
  • 人間関係が苦手…

 

症例は一例ではありますが、他のうつ病の方の治療経過を予測する上での大切な情報となります。ご自身と全く当てはまらない場合であっても、読み進めてみてください。

何か改善のヒントになることがあるかも知れません。

 

それでは、症例をご覧ください。

 

症例1 うつ病と不眠

 

患者

 

30代 男性

 

来院

 

2017.1

 

症状と来院理由

主訴は抑うつ症状と不眠症。

うつ病と不眠の症状に悩んでいた方の症例。専門学校の研修中に発症。やる気の低下、思考低下、体の痛み、だるさ、不眠の状態が続いているために研修を中断して治療の為に来院。おおよそ半年前から徐々に症状が出ていたが気づかずに研修に入り体調を崩してしまった。体の状態としては、歪みが発生し自律神経の緊張状態と胃腸症状があり、寝ている間に体の回復がうまく進まない状態になっている。特に寝ている時の睡眠の質が改善しない状態を考えると、腸内環境と肝機能が低下していると考えられる。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に肝機能と腸内環境の改善を行った。

肝機能と腸内環境が良くない可能性があるので、施術では腹部臓器に対する代謝を上げるアプローチの為に、温める治療をメインに行う。温石治療を開始、お灸をすることも初めてから体の状態は好転してきた。体の状態が好転してきてから、睡眠の質の向上が見られて研修に復帰するまでに鬱の状態が改善した。

おおよそ3か月の治療で改善したのは、肝機能と腸内環境を適切に良い状態に近づけることが出来たからである。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ

同時に治療をした症状

胃腸の症状

 

使用した主なツボ

天枢

 

考察

うつ病などの症状は、短期間で発現するものもある。それは、常に自律神経の乱れが存在していることに気づかずに、体力が徐々に減っている状態で、限界を超えるストレスを受けたときに発症するからである。
これは短期間で発現したのかというと正しい表現ではなく、きっかけがあった際に体の状態がベストではなかった為に症状として出てしまったという表現が正しい。うつ病は急には治らないが、症状自体は寛解することがある。症状が落ち着いている状態がベースとなったときに、一時的に治った状態を経験する。人によってはこの状態をずっと継続することも出来るが、多くの方が再燃を繰り返してしまうために継続して施術を受けて、体質改善をしている。

体の状態を本質的改善するためには、時間をかけて頸椎と仙腸関節を調整する必要がある。
内蔵の代謝反応が高まれば、関節の動きは改善する。関節の動きに問題がなければ、体に症状が出ることはない。私たちが体質改善を目指す理由はここにある。再発防止の為に、継続して治療をしていく生活を今後も提供していく。

 

関節移行部を特に集中的に治療することで、自律神経幹にかかる負荷を取り除いた。初回の治療後から頭痛軽減効果が表れて、持続している。

 

 

症例2 双極性障害と首の痛み

 

患者

 

20代 男性

 

来院

 

2016.9

 

症状と来院理由

主訴は双極性障害と首の痛み。

首の痛みが起こっている原因は、脳の緊張状態による交感神経の緊張が原因。もともと双極性障害も持っているために、ストレスに対して抵抗している時に首の痛みが出る。仕事上も、下向きの姿勢が多く工事に従事しているために体が冷える環境下にいることが多かった。またレイノー現象も陽性だった。振動が原因で体の異常を来していた。双極性障害に関しては、たまに症状がぶり返す程度で薬は服用していない。再発防止を目的に治療を開始。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に手関節および頸椎神経根の治療。

レイノー現象による手や腕の症状に関しては、手関節付近の神経束と血管束に対するアプローチが重要だった。神経パルスやお灸によるアプローチは有効だった。
頸椎神経根に関しても、神経パルスが重要だった。長年の双極性障害を持っている患者だったため、首の筋肉も緊張していた。総頚動脈付近の硬さは自律神経の乱れを生み出すだけではなく、神経根に豊富な酸素が行き届く為にも首の緊張を取り除くことがとても大切。特にパルス治療が効果的だった。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ

 

同時に治療をした症状

双極性障害の再発防止

 

使用した主なツボ

頚椎神経根付近の硬結

 

考察

双極性障害を持っている患者さんに関しては、体のしびれや冷感などの症状の根源に自律神経の乱れや中枢神経の緊張を見るべき。末梢の症状の根源は必ず中枢にあるからだ。なぜいまの症状が出ているのかを明確にしていき、詳細をつかむことで根本治療が可能となる。今回は、神経根パルスが有効だった。中枢神経に対しても末梢神経に対しても、よい効果が出た。血管束に対する効果も良好だった。これらの結果を踏まえて今回の治療のポイントを整理すると、中枢神経系の乱れがある場合は、パルス治療を頚にするという事だった。
今までも頚のパルス治療をしてきたが、今回の症例でその再現性を明らかにすることが出来た。
これからも多くの方の患者さんの施術に活かしていく。

 

症例3 ストレスによる軽うつ状態

 

患者

 

40代 男性

 

来院

 

2018.3

 

症状と来院理由

主訴は軽うつ状態。

5年前に離婚や仕事のストレスでうつ状態になった。薬を投薬(サインバルタ)したことで軽減されていたが、飲んだり飲まなかったりを繰り返していている。3~4か月飲まなくても平気だが、倦怠感や疲労感が続いてしまうことが嫌になり、どうにか改善しなければと思い来院。

薬を飲むと慢性的な症状は良くなるが、やる気が続かない。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に交感神経と副交感神経のバランスレベルの調整。

週に2回の施術を約2か月継続し経過としては、まだ不安定な状況で、気候からの影響があり、気分の浮き沈みもある。ただ気持ちは少なくとも通い初めよりは前向きで、毎日会社と休日は育児に専念している。治療経過4か月が経ち、ある程度気持ちの安定は出てきている。来院ペースも2~3週間に1回と回数を減らしながら様子をみている。

足や腹部の冷えに対してはお灸や温石当熱で温めた。下腿からの血流をあげることと、肝臓フォローのためにふくらはぎのオイル、頸肩周りの緊張を緩めることと、頭や脳への血流を促すために頸肩のオイルを行った。また頭蓋骨の整体で全身の歪みの調整、頭の硬さや歪みを整えていくことで、脳へ血流が行きやすいように調整も行った。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ

 

同時に治療をした症状

首の硬さ

 

使用した主なツボ

太衝、太谿、足臨泣、中脘、だん中、側頭部、膈兪、肺兪、大腸腧、後頭下縁

 

考察

会社の経営者、家庭の育児など、生活する中で思考することが多く、エネルギーを使用しすぎていることが影響していると考える。もともと軽うつではあるが、病態的にはそこが重要というよりも、以前薬を使用していたことから、そこからの脳内伝達物質のマヒがあると考え、脳脊髄液が流れやすくなるよう頭頚部へのアプローチと、横隔膜を緩めることで呼吸から自律神経を整えるアプローチをした。また疲労や薬の投薬期間があったこともあり、肝臓への負担も考えられたので、肝臓へのアプローチもしている。

 

鍼灸師 石塚綺

 

症例4 うつ病とパニック障害の併発

 

患者

 

40代 女性

 

来院

 

2016.8

 

症状と来院理由

主訴はうつ病とパニック障害の併発。

職場の役員会のストレスにより、気分の抑うつ傾向とパニック障害(特に息苦しさと首の痛み)を発症。人間関係の悪化からも、常に高ストレス状態に置かれている。子育てはうまく行っているが、自分の仕事の状況からストレスが溜まってしまいあたってしまうことも。症状が悪化するのは、職場のことを考えたり、思い返したりすることでも起こってしまうほど重症化していた。

 

通院ペース

週2回

 

治療内容と経過

主に脳神経の働きを正常化させて、ストレス抵抗の力を養う。

原因は、脳のストレスが強くなること。思考も運動も、同じ体力から生み出される生理反応が関係している。つまり、脳のストレスが強くなるという事は、自分が嫌だと思う出来事を思い起こしたりしても、体にかかる負担は運動で疲労をした時の状態と同じだという事である。この患者さんの場合、職場環境がご自身の居場所がないほどひどい状態で、仕事をまともに出来る環境ではなかった。

そこで、話を聴きながら心の緊張を緩ませて、頭に鍼を打って電気を流して頭の骨の緊張状態を解消していった。加えて頭の骨の整体を行うことでも神経の鎮静化を図った。

首のこりはとにかく固く、マッサージで施術をしてもほぐれなかった為、整体で対処をしたところ症状の好転につながった。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ 黄=こり

 

同時に治療をした症状

思考停止

 

使用した主なツボ

百会、労宮

 

考察

職場環境が体調不良に密接に関係していた症例。体に出るあらゆる症状のうち、脳のストレスにより発症するものがほとんどであることを考えると、ストレス抵抗を高めることで対処が出来ることがわかる。ではストレス抵抗はどのように高めていったらよいのかというと、まずは体の歪みや硬さ、こりを緩めることから始めるのが鉄則となる。なぜなら、ストレスに打ち勝つためには体力が必要となるからである。そこから体をさらに良くしていくためには、セルフケア能力やそれを活かせる整った体の構造が必要となる。私たちは、徹底した骨格調整を大切にしています。それは、ストレスに打ち勝ち、セルフケアを最大限体に活かせる状態をつくるのに必要だからである。思考停止してしまう状態は、ストレスに負けています。施術を通して体の反応を改善し、ストレス抵抗が高まった体を作ることをこれからも目指す。本人は今現在、卒業をして元気に働いている。

 

症例5 抑うつ症状と腰痛

 

患者

 

30代 男性

 

来院

 

2017.1

 

症状と来院理由

主訴は抑うつ症状と腰痛症。7~8年前から抑うつ状態が続いている。きっかけは会社からの急なリストラの体験。気分がスッキリしない感覚と腰の痛みが続いていたことがきっかけで来院。薬の処方は2種類(ジェイゾロフト、エビリファイ)。飲んでいる薬を減薬したいという希望もあり、鍼灸施術を選択した。不妊治療も同時に受けたいという希望があった。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

抑うつ症状に関しては、顔の赤み、表情筋の硬さ、骨格の硬さ、慢性的な冷えの状態を改善することで解消を行った。特に、腸の働きが鈍くなっており、便秘の状態も続いていた。これは薬を服用している副作用も関係していると思われる。

薬の種類は、「抗うつ薬を2種類」服用していたが、4ヵ月経った時点で減薬することが出来た。自律神経の働きを調整したことで、薬の服用量を少なくできたと考えられる。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ

同時に治療をした症状

不眠症

 

使用した主なツボ

勇泉、中脘、壇中、膈兪

 

考察

抑うつ症状が発症した原因が、会社のリストラであったことを考えると、精神的な負担が体の症状を誘発したと考えられる。本質的な原因は、精神的なストレスによる体の筋肉による抑圧状態が強くなったことで、自律神経の乱れが生じて抑うつ状態になっていた。施術では、主に頭の骨の調整と骨格の調整、腹部臓器では腸の働きに対して調整をかけることで体の血流改善を行った。選択したツボは胃、腸、心臓、血液の流れを調整することを目的に選択した。刺激方法は鍼および灸を選択し、その日によって熱量や鍼の本数を変更して施術を積み重ねた。

その結果、減薬が出来はじめ、そこからの精神状態の改善はスピードを増していった。減薬が出来たことで精神的に前向きにもなれたこともあり、6か月で卒業に至った。

 

症例6 対人関係で発症したうつ病

 

患者

 

40代 男性

 

来院

 

2016.12

 

症状と来院理由

主訴はうつ病と手足の震え。2015年に職場の対人関係が原因で、精神的なストレスが大きくなりうつ病を発症した。人前に立った時におどおどしてしまうようなことも、出るようになった。手足は不随意で震えが出てしまう状態。パーキンソン病を患っている。パーキンソン病の既往歴から、うつ病が悪化した。歩き方がおかしいのを人から見られていることにストレスを感じている。死にたいくらい辛い。ストレスが強すぎる時は頓服薬として安定剤を服薬している。これから減薬をしていきたい。

緩慢になっている動作としては、髪を洗ったり、歯磨きをしたりする動き。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

脳神経の働きに異常があるパーキンソン病を患っていることもあり、腎機能の調整が必要だと考えた結果、太谿、腎兪、関元に補う施術を行った。また手の震えや不安定な体重移動(歩行時)については、筋肉のトーヌス(緊張状態)を調整する為に脾臓と肝臓の機能調整を行った。使用したツボは、地機、血海、太衝、曲泉、合谷、三陽絡。

施術を行った結果、直後はだるさがあるが翌日に軽い体の感覚を得られるようになった。安定剤を服用しなくても仕事をすることが出来た。通院して3か月が経過した段階で、手指の緩慢な動きは回復した。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ 黄=こり

 

同時に治療をした症状

手足の震え、歩行困難、不眠

 

使用した主なツボ

太谿、腎兪、関元、地機、血海、太衝、曲泉、合谷、三陽絡

 

考察

パーキンソン病を既往病歴として抱えた状態で、うつ病が悪化した症例だったが、気分の回復は3~6か月程度で得られた。手足の震えの原因は脳神経、脳内の神経伝達物質のセロトニン不足で起こることがあるが、鍼やお灸、整体の施術で手足から脳に向かって刺激を入れることで運動機能は回復することが証明された。ある程度の刺激は必要。気持ちの良い刺激よりも、痛み等を多少伴う種類の刺激の方が、脳神経に対して顕著に効果を出すことが可能。また、脳神経は腎臓機能を調整することでアプローチをすることが出来るので、今回の症例でもその効果を上げることができた。

運動機能の回復には肝機能の調整と、整体が有効だった。うつ病の悪化を招いたパーキンソン病の症状を回復させ、職場で感じているストレスに対して抵抗出来る体の状態をつくることと、セロトニンの分泌異常を回復させることが出来れば、うつ病は回復に向かうと分かった症例だった。

 

症例7 職場の人間関係の影響によるうつ状態

 

患者

 

30代 女性

 

来院

 

2018.10

 

症状と来院理由

主訴は肩の高さが違うこと、うつ状態。

元々系列院である本八幡鍼灸院に2年前に通院されていた。その時の主訴が方の高さの違いで、一度治ったが、再度左右差が出てきてしまったことで来院。更にこの2年間の間で職場での人間関係で嫌なことがあり、パニック障害からうつ状態となり、今休職されているが、来年4月に復職を考えているため改善をもとめて来院された。

 

通院ペース

10日に1回

 

治療内容と経過

気分の落ち込みが大きく、1週間に1度外に散歩に出かけるだけで2~3日寝込んでしまうことが10カ月続いていたが、治療を10日に1度続けていく中で体力がついてきて3回目の時点では寝込むことがなくなった。また同時に毎朝起きてからの吐き気と嘔吐も徐々にではあるが、毎日あったところからから、3日に1回(1週間に2回)、6回目の時点で消失した。少しずつ気分の落ち込みも減ってきており、復職に向けて12月に試験を受けて訓練も始まっている。治療内容としては、按腹の指圧で腸の動きの改善を促しながら、セルフケアを毎回お伝えして、日々ケアを続けているような状態である。

 

同時に治療をした症状

肩こり

 

使用した主なツボ

太衝、足三里、だん中、神門、膈兪、心兪、腎腧、志室

 

考察

この症例は今現在も治療継続中であり、経過を追っている症例である。気分の落ち込みと共に食欲不振もあり、血・栄養が不足している状態であったため、まずは胃腸機能回復に治療時間を注いだ。運動を週に1回はされていたことから本来気を動かす力が強いと考え、栄養が行き渡ることで体力も戻り、更に食べることが出来るようになっていった。また体調以外でも、お話や転院されていること、様々な経緯からコミュニケーションにおいても深くかかわる必要があると考察。ご本人が落ち着いて話せるよう、午前の最終時間に予約を毎回入れ、安心安全の空間をつくることにも重きを置いた。やりたいことをやれるように、行動と思考が徐々に一致して来ている中、今後更に気持ちの部分の強さも築いていけるよう、治療で更なる内臓機能改善とメンタル強化をしていく予定である。

鍼灸師 石塚綺

 

症例8 いじめがきっかけで起こったうつ病

 

患者

 

20代 男性

 

来院

 

2017.10

 

症状と来院理由

主訴は抑うつ状態と悪夢を見るほどの不眠状態。抑うつ状態が強いために、仕事に行くことが出来なくなってしまい、現状と身体を回復させる為に来院。原因は高校生時代のいじめ体験のショック。過去に体験した出来事を夢に見てしまいうつ状態が悪化している。服用している薬は、ユーロジン(睡眠薬の一種)、ロドピン(抗不安薬の一種)が処方されている(服用は寝る前の1回でユーロジン1錠、ロドピン2錠)。一度入院をせざるを得ないほどの状態になってしまい、家族も心配している。実際に入院しても何も回復が見られないために身体の原因を取り除く為に鍼灸施術を考えた。症状としては一人ではしゃべれなかったり、ムリしてしゃべっていると気持ちが悪くなってくるなどの症状がある。全身は過緊張状態で常に肩と首がガチガチになっている。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に、抑うつ状態の原因となっている体の歪みと頭の骨の歪みを中心に施術をしていった。特に、頭と首の痛みを解消させる為にお灸と頭の骨の整体を入れて調整をしていった。整体をすると首も頭も軽くなり、精神状態も落ち着いてくる。

使用したツボは、百会、印堂、壇中、中脘、太衝、太谿、心兪、委中など。

特に頭のツボの百会と印堂はうつ病の方のセロトニン活性を目的に行い、体のリラックス効果を出す為に配穴をしていった。施術後は体の血流に回復傾向が見られて身体が温まった。デトックスという機械を使った補助療法も組み合わせることで薬の解毒作用で疲労している肝臓のケアを行った。

施術後6か月でユーロジンとロドピンの服用日数が毎日ではなくなった。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ 黄=こり

 

同時に治療をした症状

冷え性、頭痛

 

使用した主なツボ

百会、印堂、壇中、中脘、太衝、太谿、心兪、委中

 

考察

今回の症例では、ユーロジン、ロドピンという睡眠薬と抗不安薬の一種を服用しながら、減薬を目的に施術を行った。百会や印堂はセロトニン活性の為に必要な刺激を入れて、頭の整体を行うことで脳脊髄液の循環と脳神経の働きを回復させることを目的に施術計画を立てた。実際に結果としては6か月で減薬に成功し、現在も継続して薬が少ない状態で経過をたどっている。将来的には薬がいらない状態までの回復を計画しているが、本人の体力や精神状態に合わせて進めていく為、まだ1年はかかりそうだと判断している。

 

症例9 様々な人生経験から起こったうつ状態

 

患者

 

40代 男性

 

来院

 

2018.11

 

症状と来院理由

主訴は抑うつ状態

2004年ごろから周りの方から「おかしい」と言われてカウンセラーを受診。介護や死別など様々な体験からうつになってしまい、投薬治療を開始するも、気分の波が大きく、転職などを繰り返し、何とかしたいという思いで来院。

 

通院ペース

2か月間は週2回、3か月目から週に1回

 

治療内容と経過

週に2回の施術で6回目までは眠気や頭痛、排尿時失神など好転反応が現れたが、7回目以降は消失した。その後3~4回目(2週間)だるさが続くも、施術を始めてから約1か月で症状は落ち着き、気分の波も大きく出ていない。3か月目以降は週に1回の施術を続けており、本人の求める状態までもっていくために継続中である。

 

同時に治療をした症状

不眠

 

使用した主なツボ

太衝・太谿・期門・中間・関元・だん中・百会・肝兪・膈兪・委中

 

考察

今回の症例では、治したい気持ちと学びたい気持ちがある方で、自分の身体に興味がある分、変化や体感が早い方である。そもそも肝臓と膵臓への負担が強く、機能低下により体調や気分に表れていたものと考える。そこへのアプローチとして、季肋部、ツボを活用し、他の手技で他からのフォローができるように整えていった。不眠の状況も毎晩飲まなければ眠れなかったにも関わらず、今は半分以上減らして睡眠の質も変わってきている。それは内臓ケアだけでなく、脳内疲労のケアも十分に行ったからであると考える。転職先が、システムエンジニアで思考時間が長いことと、元々の主訴と投薬から脳内機能の低下は考えられたので、頭蓋骨の歪みや脳脊髄液を整えるアプローチも行うことによって、症状緩和につながったと考えられる。未だ本人の治る自信が弱いため、週1回の施術を続けていきながら、経過を追っていく方針である。

鍼灸師 石塚

症例10 左肩の左右差の違和感と、うつ状態

 

患者

 

30代 女性

 

来院

 

2018.10

 

症状と来院理由

主訴は左肩の左右差の違和感。系列院である本八幡鍼灸院に2年前に通院されていて、肩の高さは一度改善されていたが、再度左右差が出てきてしまったということで来院。また改善時期と同時に職場の人間関係が原因で、うつ状態となり休職されており、来年4月に復職を考えているため、うつ状態の改善ももとめていた。

 

通院ペース

10日に1回

 

治療内容と経過

初回~3回目までは左肩の歪みを整えるために、背中の過緊張を取る目的として手技療法を加えて鍼を行った。結果として歪みも整い、ご本人の違和感も軽減され、身体のスッキリ感が出てきた。同時に行っていた、うつ状態の主な症状としては、吐き気と動けなくなることであり、そこへのアプローチとしては、腹部の指圧をして内臓内の血流を上げていくことでの緊張緩和と、機能向上をもとめていった。吐き気は約2か月のうちに、徐々に消失していき、6回目の時点で無くなった。また、体力面では1日外に出ると、2~3日寝込む日が1年続ていたが、その状況もこの約2か月の間で徐々に回復スピードが上がってきて、寝込む頻度も少なくなっていった。1月から復帰訓練が始まり、1日、1時間と徐々に仕事の時間が増えていく中でも大きな体調不良なく、体力もついてきている。

                   

同時に治療をした症状

肩こり、腰痛

 

使用した主なツボ

太衝、太谿、中脘、関元、だん中、百会、神門、心兪、腎腧、委中

 

考察

本症例は、内臓血流に滞りが生じておりそれによる、内臓機能低下により症状が出現していたと考えられる。セルフケアによる横隔膜の緊張を緩めることと、腹部を緩めることで血流が促され、機能回復につながり、症状自体も軽減されていった。また施術の中で話しを聴きながら相手の不安感を取り除いていくことで、安心と治る自信につながった。体力面としては、元々スポーツ経験や運動をされていたので肉体的な体力は備わっており、内臓機能回復による回復力がついたことで、寝込む日数や時間が減った。復職に向けての訓練も順調で、今フルタイムで仕事に行き、仕事をする楽しさも日々感じられている。職場復帰した後も、今以上に身体の状態が安定するよう、施術を継続していく方針である。

鍼灸師 石塚

 

症例11 胃腸症状のある全身性不安障害

 

患者

 

30代 女性

 

来院

 

2018.8

 

症状と来院理由

元々うつ病を以前にされていたが、その頃から体力が失われ夏の暑さで体調を崩すようになってしまった。症状としては、吐き気や胃痛、腹痛、頭痛など様々で精神的にも辛い状況が続いてる。

 

通院ペース

週に1~2回

 

治療内容と経過

胃腸の動きを整えることと、精神面の安定を保つためにまず横隔膜を緩めることを目的とし、更に身体の緊張感を緩める施術を進めた。

施術をして3回目で吐き気がなくなり、仕事へも行けるようになった。気持ちの不安定感から、週に2回の施術でも症状のばらつきがあり、安定しない状態が続く。5回目の施術で仕事以外での外出時の吐き気もなくなり、本人の意思を尊重して週に1回の施術で継続していくことにし、その中でも不安感は続いたが、4か月後の12月に1人旅に行けるまで回復された。

                   

同時に治療をした症状

不眠、不安感

 

使用した主なツボ

太衝・太谿・血海・中脘・期門・だん中・百会・胃兪・心兪

 

考察

本症例は、元々うつ病と共に全般性不安障害を持っていたと考えられる。症状の多さに加えて、特に精神的な不安感が強くあり、毎日の気持ちの変化によって体調面に大きく影響が出ていた。精神的なアプローチよりも先に、体調を少しでも整えて安心感を生み出していくことが大事だと判断し、治療方針にもある緊張感を緩めることと、横隔膜を緩めることで、症状の回復に繋がったと考える。ただそれだけでは不安と向き合う体力や、体内の神経伝達が整っていないため、セロトニン活性を求めて、頭蓋骨の整体や腸内アプローチを続けていった。未だ安定とまではいかないが、来院当初よりも身体の緩みも出ていることから、不安感や症状の出現は軽減している。

鍼灸師 石塚

 

 

症例12 うつ病と不安障害

 

患者

 

50代 女性

 

来院

 

2019.4

 

症状と来院理由

主訴は抑うつ状態と不安感。

体の症状が強く、不眠、残尿感、過活動膀胱、腹痛、耳鳴り、パニック障害なども併発している。心療内科でな内服薬をもらっている。デパスは前に飲んでいたが、もう飲みたくない。夕方になると不安になって、息苦しくなるのが辛い。心療内科では不安神経症と言われたこともある。家庭環境にもストレス要因があり、心の負担が身体の症状を作っている可能性があると自負している。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に腎機能と肝機能を起伏させる。

体の状態としては冷えが強く、お腹を触ると所々に硬いしこりがある。足の腎臓の経絡と肝臓の経絡、血液に関する血海、太衝を刺激することで変化が見られる。不眠症状や早朝覚醒の為、体の自律神経の働きに乱れがあり、呼吸が浅い傾向にある。頭の整体をすることで呼吸が深くなり、リラックスできるようになった。セロトニン活性法を行うことで、交感神経の過活性状態は回復する。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ

同時に治療をした症状

過活動膀胱、更年期障害

 

使用した主なツボ

血海、天枢、太衝、百会、印堂、壇中、太淵、心兪

 

考察

1回目の施術後に好転反応で不安感が強くなることがあり、鍼ではなく整体をメインで行いました。4回目の施術で体の状態は好転していき、SODという大豆由来の抗酸化サプリメントを併用することで回復を早めています。鍼の刺激が強い場合は整体の施術体系で進めていくと安心して頂けることが明らかになりました。今後の経過を追って行きます。

(2019年4月16日)

 

 

症例13 うつ病と脳が締め付けられる症状

 

患者

 

20代 男性

 

来院

 

2019.3

 

症状と来院理由

主訴は抑うつ状態と脳が締め付けられる症状。しびれや動悸、ひどい肩こりなどもある。

家族との人間関係の悪化によって引き起こされた症状であると自覚されている。過重労働や家族との関りでストレスを感じると、脳が締め付けられたりうつ病状態になってしまう。現在はそれほどでもないが、動悸はたまに起こる。とんぷくで内服薬を処方されているが、あまり飲みたくないと感じている。普段ストレスを感じたときは、人と話をしたりすると気持ちは楽になる。ストレス解消の為にでかける予定を立てても、1日出掛けてしまうと、体力が持たずにその後ぐったりとしてしまう。ぐったりした後は、眠気が強くなり、頭痛が起こることもある。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に脳にかかってしまうストレスと、骨格の歪み(特に背中と腰)を調整するように施術計画を立てている。

まずは体の過緊張状態を調整する為に頚椎の歪みと総頚動脈の血流を回復させるように施術を行った。鍼は人迎や鎖骨下筋、肺の経絡の中府や大腸の経絡の合谷を狙った。鍼施術を行ったあとは緊張感が緩み、筋力が回復してきているのを実感できている。

脳の締めつけ感を予防する為に、アドレナリンの過剰分泌を抑制するように、セロトニン活性療法を取り入れたところ、体全体のリラックス状態を構築することが出来た。指標としては普段から入っている体の硬さを感じなくなったことで評価をした。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ

同時に治療をした症状

腰痛、頭痛、思考疲労

 

使用した主なツボ

合谷、百会、人迎、太淵、中府、三陰交

 

考察

1回目の施術では体の緊張感が取れて筋力が回復した反応を認めた。不安感や好転反応の話をして帰宅。2回目と3回目の施術では、首周りの緊張状態と身体全体の酸素の巡りを回復させる為に、オーツークラフトを使用して酸素療法を加えた。それにより筋肉の過緊張状態は調整され、身体に辛さが出ることも少なくなった経過をたどっている。

今まで週1回ぐらい起こっていた頭痛や、ひどい肩こりや腰痛は2回目の施術の時点で回復していた。頭痛は2週間に1回、肩こりや腰痛は再発をしていない状態まで変化をしている。今後は、デトックスをして薬が身体に及ぼしている影響を調整しながら、セロトニン活性状態を維持できるようにサポートをしていく。

(2019年4月17日)

 

症例14 うつ病と体の緊張

 

患者

 

20代 男性

 

来院

 

2019.3

 

症状と来院理由

主訴は全身の緊張感と抑うつ症状。家族間の人間関係のストレスによって、頭痛や不安感などが増長してしまう日々を過ごしている為に、来院。全身の緊張感はひどい肩こりや頭痛が始まるとより強く体感している状態。薬は飲んでいない。職場の人間関係は特に問題なく、仕事内容は介護職で体を酷使しているが、それによる体の負担はあまり感じていない。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に家族間の人間関係のストレスによって起こっている体の過緊張状態を回復させる為に、まずはセロトニン活性療法を行い、アドレナリン分泌を穏やかにする施術を施した。最初に計測した筋力はうまく出力が出来ない手があった。(右手)鍼をした後の筋力はやや回復傾向にあったが、頭の骨の整体を行ったことで最大限筋力を活用することが出来るまで、筋力が回復した。肩関節周りと首の関節周りにも緊張が見られていたが、施術後は筋トーヌスが低下していた。酸素療法も活用したところ、肩の外転可動域が150度から180度まで行けるような変化が見られた。

施術で使用したツボは、ゲキ門、合谷、養老、足三里、関元、百会。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ

同時に治療をした症状

頭痛

 

使用した主なツボ

ゲキ門、合谷、養老、足三里、関元、百会

 

考察

家族間の人間関係のストレスによって体に出ていた症状は、体力が不足していてストレスが過剰にかかったことによるものであった。体力を補強する為に施術の中でセロトニン活性療法を取り入れて、鍼で自律神経の働きに対して求心性にアプローチをしていった。現在4回目の施術の時点で、筋力は徐々に最大出力を維持できるようになってきている。骨格のアジャスト整体を行った翌日は好転反応で眠気と頭痛が起こったが、現在は好転反応の兆しも出なくなり、順調に回復している。

(2019年4月23日)

 

症例15 うつ病と動悸

 

患者

 

50代 女性

 

来院

 

2018.3

 

症状と来院理由

主訴は、うつ病と動悸とふらつき。若いころから自律神経の乱れがあったが、40代に入ってから更年期障害の影響でうつ病になり、ふらつきが強くなって外に出れなくなってしまった。電車に乗ることが出来ないので、通院ではなく往診を希望。ふらつきは、動揺性のふらつきで、見ている対象物が回っているような感覚になる。手足は冷えていて、子宮筋腫もある。小さいころからインスタント食品を食べて来たことも、気になっている。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に腹部の硬さと、血液の流れを阻害している体の歪みを中心に施術をしている。動悸やふらつきが起こると不安感に襲われているので、体全体が硬くなってしまっているので、壇中、印堂、中脘、関元、足三里、三陰交などのツボを使って体の緊張感を緩めていくと症状が落ち着いてくる。ふらつきに関しては翳風や角孫などを使用し、長めに鍼を置いておくことで施術効果を実感している。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    黄=こり 黒=硬さ

同時に治療をした症状

不安感

 

使用した主なツボ

壇中、印堂、中脘、関元、足三里、三陰交、翳風、角孫

 

考察

うつ病や動悸、ふらつきや不安感などが出てしまう状態で、往診で対応をしている。セルフケアではお灸とオーツークラフトを使用したセルフケアを実践してもらっている中で、症状の安定を図っている。1回の施術でふらつきや動悸が1週間から10日持つようになってきているが、症状が出てしまうと不安がループしてしまう傾向がある。今回の施術内容で症状の回復を見込んでいるが、今後は年齢を重ねるごとに調整が利かなくなる自律神経の働きを強くすることも念頭において細かい施術計画を立てていく。

 

 

症例16 うつ病で休職中(復職希望)

 

患者

 

20代 男性

 

来院

 

2019.4

 

症状と来院理由

主訴は、気分が上がらない抑うつ状態。仕事をしていても集中力が上がってこないので来院。薬は処方されているが飲んでいない。仕事をしていなくても気分が沈んでしまうことがあるため、日常生活にも影響が出ている。睡眠は夜中に1回起きてしまい、睡眠の質が下がってしまっている。仕事に行っても調子が悪くなってしまうために、休職を3か月することにした。普段はお酒やたばこも吸っていて、食事もコンビニの物を食べることがある。運動は、抑うつ症状が出る前は行っていたが、現在は体を休めている。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に表情があまりないので、脳の神経伝達物質の減少が関係していると考察をして、セロトニン活性を目的に施術を構成した。ツボは、神庭、公孫、中脘、太谿などを取ることで、腹部の胃の気を回復させながら神経の働きに対してアプローチを行った。整体も、頭の骨へのアプローチで、セロトニン活性療法を活用して、四肢の筋力回復を確認することが出来た。鍼をしたあとは呼吸が深くなり、神経の安静感を確認することが出来た。

 

症状が出ている部位

 

青=冷え

                    黄=こり 黒=硬さ

同時に治療をした症状

不眠

 

使用した主なツボ

神庭、公孫、中脘、太谿

 

考察

抑うつ症状による精神的な落ち込みの原因は、セロトニン不足であると考察をしている。体の臓器の反応としては、腎臓と腹部の胃の機能が低下していることが多いのが特徴である。鍼をすることで胃の機能が回復するので、神経系の働きも回復しやすくなる。特に公孫の働きは五臓の働きに対して変化が出やすいツボであることがこの症例で再確認することが出来た。鍼は皮膚の下3mmほどの所に5分間ほど置くと変化が出やすい。施術後3回目の通院で不安感が解消され、緊張状態が続かなくなってきた。家にいる時も安心して過ごすことが出来ている。(2019年5月現在)

 

以上

 

症例17 うつ病とイライラ

 

患者

 

20代 女性

 

来院

 

2019.5

 

症状と来院理由

主訴は、うつ病とイライラしてしまう感情の失調。お母さんも自律神経の乱れが見える為、家計の問題をヒアリングした所、いとこに統合失調症の既往歴が発覚。患者さんの状態としては能面、問診ヒアリング中にイライラしている状態、人に体を触れられると痛みがある。お母さんとの関係性に課題がありそうだが、本人は依存よりも自立している考えを持っている。肩の凝りや腰痛に関しては本人は気にしていないが、うつ病を回復させたいと思っている。

 

通院ペース

週1回

 

施術内容と経過

主に、うつ病に対するアプローチで骨盤調整とセロトニン分泌量を増大させることが目標。自立できるサポートとして、まずは体の症状と感情のコントロールが出来る様にすることから始める。左ハムストリングスの等尺性異常と骨盤動揺性、頸部後屈時の首の呼吸筋緊張と頚椎椎間関節C3に不調があった。頭蓋底リリース、セロトニン活性療法、鍼を百会、中脘、足三里、太淵に行い処置。

変化は10➡5程度のことが多かったが、骨盤のゆがみに対してタオル変化が著明。

次回は骨盤整体を行って調整を行う。血液チェックも行う予定。施術後は、カウンセリング時のイライラが消失していた。

 

症状が出ている部位

 

青=冷え

                    赤=痛み 黒=硬さ

同時に治療をした症状

中途覚醒

 

使用した主なツボ

百会、中脘、足三里、太淵

 

考察

三回目までの施術の変化をヒアリングした。睡眠は施術当日はよく眠れたが、
次の日からは細切れになってしまって4時間以上取れていない。睡眠不足で疲れていて、
精神的にもちょっと落ちている。Sの反応が強く出て、肩と腰に違和感を感じていた。
前回は肝血を補助する施術を行ったが、治療は合っていてSをなくすことでバランスが取れると考察。今回も肝血を補いながら、上焦の気の巡りをよくする為に内関と百会、上脘、血海に対して鍼をした。うつ伏せの時に、湧泉に対して透熱灸を行ったが右は13壮目でやっと温度を感じた。左は4壮で感じた。これだけの左右差が出ているのは、深い自律神経の乱れが継続していると推測できる。次回も透熱灸を行うことと、肝血補法、腎陰補法、Sはなし、百寿を併用して行う。

 

症例18 うつ病と天気の乱れで起こる体調不良

 

患者

 

30代 男性

 

来院

 

2019.6

 

症状と来院理由

主訴は、朝起きてからのうつ症状と不安感、気候の変化があることによる体調の変化だった。動悸や不安感が強くなり日々の幸福感を感じることが出来なくなることで悩んでいたので来院。うつ病の薬を飲んでいるが、どうしてもやめることが出来ないので、なんとか薬をやめたいという一心で、鍼灸を選択した。

 

通院ペース

週2回

 

施術内容と経過

主に、うつ病の薬をやめる為の対策として、肝臓と副腎という臓器の働きを回復させることに専念した。特に、期門と副腎反応点(天枢)に関しては最初の施術から変化が出てきて、施術後2日ぐらいは精神的に安定して過ごせるという状態も確認出来た。心の状態の変化は、肝臓の疲労が軽減してきたことで起こったものと推察できる。

 

症状が出ている部位

 

青=冷え

                    赤=痛み 黒=硬さ

同時に治療をした症状

不安障害

 

使用した主なツボ

期門、太谿、壇中、腎兪、天枢、心兪

 

考察

毎回の施術を繰り返すたびに、体の回復を時間しており、1か月が経過するころには自分の体が天気によって左右されないという事に気が付いた。体の状態もそうだが心の状態も変化してきたことによって、仕事をするときのモチベーションも上がってきた。仕事から受けるストレスはあるものの、精神的な症状に反映されなくなってきているの今後3か月ほどを目安に体調の回復を目指して更によい生活環境を構築していく。現在は筋トレや食事の見直しなども行っている。

 

以上

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