江戸川区の「自律神経失調症・うつ病専門」施術の鍼灸院
うつ病・自律神経施術専門 平井鍼灸院 ‐ 東京都江戸川区

不安障害の症例

不安障害の症例をご紹介致します。

 

不安障害の原因は、身体の興奮の抑圧にあります。興奮とは、喜怒哀楽の感情が生まれることだと、思ってください。興奮を抑えることを抑圧といいます。興奮が抑え込まれると、体の中で発散しようとするエネルギーと抑圧しようとするエネルギーが反発する為、余計な体力を使ってしまいます。

 

体力がすり減ってしまった状態が、心や脳の視床や扁桃体に影響を与えることによって、原因がよく分からない不安感に苛まれることがあるのです。

 

下記に当てはまるものはありますか?

 

  • 常に何かに焦っている…
  • プレッシャーに弱い…
  • 首が異常に固い…
  • ストレスがかかるとすぐに具合が悪くなる…
  • 過去にトラウマを抱えている…
  • うつ病の既往がある…
  • 季節の変動に弱い…

 

平井鍼灸院に通院されている方で、パニック障害の方がいらっしゃいます。不安感というのは、興奮を抑え込むことで体力が減り、発症します。パニック障害の方も同じような機序といっても過言ではありません。

 

改善している患者さんの症例をご覧ください。

症例1 不安障害と緊張感

 

患者

 

40代 男性

 

来院

 

2017.12

 

症状と来院理由

主訴は、不安障害と緊張感。

体の緊張と歪み、冷えなどの症状が体に出ている状態で来院。原因は転職した先の仕事量と仕事内容。過度のストレスが溜まってしまい、発散できずに症状が出てしまった。不安障害は予期不安を常に持っており、仕事をするうえで余計に考え込んでしまう。何もしなくても不安と頭痛に襲われている。頭痛に関しては薬を服用しても効果がない。睡眠障害も合わせて起きている。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に、首と頭蓋骨の移行部の緊張を改善する方針を立てた。

今回の症例は、体の中を流れる血液が滞ることによって、不安感や冷えが増強することを典型的に表した症例。この方のお体は歪みが強く、常に緊張感を持って生活をしている状態。深く呼吸をすることや、足を温めること、姿勢を正すことをお伝えした。

体の緊張感と不安感にアプローチするには、頭蓋骨と首の移行部にある、後頭直筋群を緩めて頸椎1番の動きを改善する必要がある。実際に継続してその患部を施術したところ、症状は3か月で改善してきた。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                   

 

 

同時に治療をした症状

睡眠障害

 

使用した主なツボ

天柱

 

考察

今回の症例では、パニック発作が起こってしまうほどの不安を抱えている方がどのようにして改善していくのかを体系立てた。自律神経の乱れを整える治療は極めて重要であるが、その上位神経である脳の緊張状態(つまりはストレス状態)を改善することで、より短期間で不安障害を改善することが出来る。

身体は常にストレスと戦っているために、交感神経を使っている。その際、相対的副腎機能低下症という状態も併発していることもあるので、注意が必要。体の疲れが取れなくなった状態だと言える。

首と頭蓋骨の境目が、施術のポイントとなる。

 

症例2 不安障害とパニック障害

 

患者

 

40代 女性

 

来院

 

2019.5

 

症状と来院理由

主訴は、不安障害とパニック障害。

睡眠障害が酷く、1時間ごとに起きてしまう状態が続いている。職場環境には恵まれているので早く仕事に行きたい気持ちがあるが、2日ぐらい出勤をしたところ、「仕事をしなければならない環境」に身を置くことで集中力が続かず、あえなく休職をしている状態。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に、頚椎のストレートネックによる負担を和らげる事と、心臓と腎臓の機能向上を行っている。施術はセロトニン活性療法と仰向けの鍼のみ行っている。
両側のハムストリングスに筋力低下、骨盤の動揺性と首の後屈時疼痛がありました。
施術後は筋力が半分ほど回復し、首の後屈時疼痛も10が5に変化しました。
セロトニン活性のセルフケアを肩甲骨と骨盤療法お伝えしたことで、少し安心されていた。会員は6か月会員に入会して頂いた。今後も週1回の施術を行う予定。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ 黄=こり

 

 

同時に治療をした症状

睡眠障害

 

使用した主なツボ

百会、内関、中脘、三陰交

 

考察

今回の症例では1時間ごとに目が覚めてしまうような酷い睡眠障害を抱えていた為、ストレートネックの原因と心臓と腎臓にかかる負担に対して変化を出していった。3回目の施術の時点で、不安感が薄れてきて感情が落ち着いてきている傾向がみられる。睡眠に関しても薬を飲んでいるが、スッキリ起きることが出来ている。仕事環境には恵まれている為、ムリなく慣らし勤務を始めた。今後の経過は週1回の施術を計画していく中で、より睡眠の質を向上を目指していく。不安障害とパニック障害に陥ってしまう原因を根本から回復させることが、必要になる症例。

 

 

症例3 5年続いている不安障害

 

患者

 

30代 女性

 

来院

 

2019.12

 

症状と来院理由

主訴は、不安障害。時にパニック障害が出てしまう状況が5年間続いている。

普段、何も症状がないときもあるので急に不安になって動悸がしたり、パニック発作が出たりしてしまうことに悩んでいる。きっかけはホルモンバランスの乱れが主な要因となっている。食事は決まったものを1か月間食べるなどの偏った習慣に陥りがちで、栄養素も偏っている。外に1時間以上出ることがないので、往診で施術を受けている。

 

通院ペース

週2回

 

治療内容と経過

頸椎の調整と、胸椎のアジャスト、頭蓋骨の整体をメインに鍼施術を組み合わせている。この方の場合、不安障害とパニック障害の症状が出やすくなるのは背中や首のつらさが出てからという特徴があるため、そのような施術計画となっている。

経過としては、頸椎のアジャストをいれることと肩甲骨から胸椎にかけてのアジャストを入れることで、不安障害が安定してきている。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ 黄=こり

 

 

同時に治療をした症状

パニック障害

 

使用した主なツボ

合谷、三陰交、太谿、頸椎椎間関節、腎兪

 

考察

不安障害やパニック障害の患者さんの多くにみられる、頸椎の歪みから調整をしたことが施術効果をあげた症例だった。脳に供給される酸素量や血流量を確保することや、脳脊髄液の流れを阻害している要因を取り除くことが不安障害やパニック障害を解消するということが、症例を積み重ねていくことで分かってきた。

 

以上

  • 03-3683-7670
  • 東京都江戸川区平井4-11-3 サンライズエンドウII 4階
  • お問い合わせ
  • LINE公式アカウントから予約可能
    LINE公式アカウントから予約可能
  • ▼ 24時間予約可能 ▼
    ▼24時間予約可能▼
  • 受付案内
    受付案内
  • アクセス
    アクセス(お問い合わせください)
  • 営業日カレンダー
    « 2023年10月»
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    293031    
    • 休診日
  • ご来院地域
    【東京都】
    江戸川区 江東区 墨田区 文京区
    【千葉県】
    船橋市 市川市 松戸市 千葉市
  • お気に入り