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うつ病・自律神経施術専門 平井鍼灸院 ‐ 東京都江戸川区

自律神経失調症の症例

自律神経失調症の症例をご紹介致します。

 

自律神経失調症の原因は、環境のストレスが体にかかることによって耐えられなくなった結果、体力が消耗することで起こります。

 

下記に当てはまるものはありますか?

 

  • 原因不明の頭痛がある…
  • 夜眠れない…
  • 食欲がなくなる…
  • やる気が減っている…
  • イライラする…
  • 慢性的な肩こりがある…
  • 原因不明なしびれがある…

 

平井鍼灸院には自律神経失調症の程度に関わらず、改善している患者さんが多くいらっしゃいます。どこに行っても良くならなかった原因不明の症状の改善報告が、今現在も更新中なので、是非お読みになってください。

随時最新のものを上げていきます。

 

症例1 自律神経の乱れ、慢性的な肩と腰の痛み

 

患者

 

30代 男性

 

来院

 

2016.1

 

症状と来院理由

主訴は自律神経失調症をベースとした慢性的な肩の痛みと腰痛。ゲームのプログラミングの仕事をしていて、常にパソコンと向き合いながら仕事をしている。仕事上のストレスはないがお酒を飲む習慣や、もともと自律神経失調症を患っている関係で体に痛みが出やすい。一度痛みが出始めると1~2か月単位で体の痛みが継続して出ることがある。

普段生活している時は特にないが、急に汗が出てきて止まらないことがあるので、自律神経の乱れを感じている。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に、体を流れているオ血の症状を改善する方針を立てた。

基本的な病態はオ血という血のよどみが原因となっているため、単純に血流を良くするだけではなく、オ血を改善した体が必要になるため、自律神経の通り道である脊椎周りの緊張を解消した。それによって、2か月ほどで腰痛と肩の症状が落ち着き始めた。使用したツボは、首の天柱、背部の風門を使った。オ血の症状に付随する交感神経の緊張状態を緩和する為に使用した。主にオ血状態の調整には、血海や膈兪を使うことが効果的であるため、毎回の施術で使用した。

身体全体のバランスと神経の働きをよくする為に、壇中、心兪、内関、三陽絡などを使用し、汚れた血液を流すように施術を構成した。身体に余分な血液が溜まっている状態が自律神経の乱れに繋がる冷え性を生んでいたが、解消した。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ 黄=こり

 

同時に治療をした症状

多汗症、緊張感

 

使用した主なツボ

天柱、風門、壇中、心兪、内関、三陽絡

 

考察

3か月ほどで症状が改善し、その後はメンテナンスで通院をしていたが1年ほど経過して卒業をした。ご自身で体の体調管理が出来るようになったことで、さらに自由な時間を捻出できるようなった。自律神経失調症は体の疲れや頭痛、冷えなどの症状をつくり出していく体の反応なので、今後のケアとして自宅でお灸をする様に指導をし、施術は終了した。

 

症例2 リウマチを患っている肩から腕にかけての痛み

 

患者

 

50代 女性

 

来院

 

2017.4

 

症状と来院理由

主訴は肩、肩甲骨、腕の痛みやうずき、リウマチ。

リウマチにかかっており日常的に免疫抑制剤を服用している。そのために体に痛みが出やすくなっていて、眠れない日々を過ごしている。主に寝ている時に体をじっとしてられないほどの硬さがある。痛みが気になって体を動かしてしまうため、ここ数日間ほとんど眠ることが出来ていない。痛みの原因も不明とされており、対処することが出来ないために来院。リウマチの痛みとは違う。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に、消化器を上手に使い、体の栄養状態を回復させる方針を立てている。

消化器の弱りと腎臓の弱りがみられる。また、肝臓が思ったよりも膨らんでいたので、体の調整が必要となる。他の病態としては、心臓と腎臓にも負担がかかることで不眠症状などが表れる。根本的には肝臓の病態を改善することが必要になるが、まずは胃の周りの治療をしていけば体調は改善する。関節の痛みや骨がうずくような痛みがあったため全身を調べたところ、肝臓の機能が落ちることによる免疫機能の失調も合併していることが分かった。使用したツボは、太衝、百会、肝兪、胆兪、足臨泣、期門、壇中、天柱などを使用。経過としては、痛みは1か月ほどで収まってきて、その後副鼻腔炎や蓄膿症の施術も追加でおこなった。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ 

 

同時に治療をした症状

顔のほてり、蓄膿症

 

使用した主なツボ

印堂、太衝、百会、肝兪、胆兪、足臨泣、期門、壇中、天柱

 

考察

リウマチの症状も持っていた為、自己免疫症状と免疫抑制のバランスが崩れていることで体調に影響が出ていた。相反する状態を薬で調整することは体にとっても負担がかかり、実際にその負担が心の状態に影響をしていく事もよくある。薬の解毒処理をするのは肝臓だが、最終的に血液からろ過して体外に排泄するのは腎臓の役割である。腎臓と胃腸の調子を整えるケアをしていく事で、結果としてリウマチの症状や随伴症状が解消してきた。

肝臓のケアは常に施術で計画をしていき、免疫力の調整をするための負担を軽減させる施術計画を立てていたことが、早期回復につながった。

 

症例3 顔の赤み

 

患者

 

50代 女性

 

来院

 

2017.6

 

症状と来院理由

主訴は顔の赤みが出ていること。

人前に出たり、疲れが溜まったりすると顔に赤みが出てしまう症状。自律神経の働きが乱れており、交感神経や副交感神経のバランスが一定ではないために、変動が起こったときに体に変調が起こる。特に首から上のみの症状というのが特徴。普段から肩こり、背中の痛み、腰痛、冷えなども呈している。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

この方のお体は、幼少期にリンゴ病にかかったときから崩れている。自分の免疫力や回復力、運動力や調整力が働きづらい環境にあるためストレスと共に症状が悪化している。治療方針としては、体の免疫力を高めて自律神経失調症の症状を改善することがメインで、熱を取り除き赤みが出づらい状況を作っていく。肝臓や腎臓の症状を改善していくのが治療の軸。顔の赤みの原因自体は自律神経の乱れ以外にも、食生活や肺の経絡の調整をしていくことで早期回復が可能となった。使ったツボは太谿、然谷、復溜、関元、気海、百会、肩井、足三里、太衝、大椎を用いた。熱をコントロールして赤みを抑えていく事が可能となった。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ 黄=こり

 

同時に治療をした症状

冷え性

 

使用した主なツボ

水泉、太谿、然谷、復溜、関元、気海、百会、肩井、足三里、太衝、大椎

 

考察

この方はいつも体力以上の仕事をしていた。仕事熱心だからこそ体に負担がかかってしまう。肩こりや腰痛、足の冷えなどの症状を持っていることから全身的に体力が減っていた。体の体力とは、自律神経を働かせる原動力ともいえるものであり、体を治すには欠かせないものである。(主に運動力、思考力、調整力、免疫力)

身体を治すための状態をつくる為に、筋トレ、ストレッチなどの運動習慣も患者さんに指導をして、本質的に再発をしない状態を目指した。

 

症例4 化学物質過敏症

 

患者

 

30代 女性

 

来院

 

2017.9

 

症状と来院理由

化学物質過敏症の症状としては、隣のビルのインクのにおいが原因で、体にかゆみが出てしまう。特に顔周りはひどく出てしまう傾向にある。引っ越してからその状況に気が付いて、社宅である為にアレルゲンから離れることが出来ずに生活をしている。家にいる間中、換気をしていると常にインクの化学物質を吸入することになる為に、体の症状が悪化して困っている。2人目の妊娠を希望しているという事もあり、化学物質に対して出ている症状は、早く取り除きたいと思い来院。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

治療内容は、主にアレルゲンに対する体の過敏な免疫反応を調節していった。

この患者さんの場合、アレルゲン物質に暴露され続ける環境にあるので、まずは肝臓の機能調整から始めた。お灸と整体を中心に行い、脳の硬膜の緊張を取ることによって体の脳脊髄液の流れを改善した。体の緊張は毎回の治療で改善され、その状態を維持する為に施術を重ねていった結果、2か月で症状が安定。

その後妊娠をする為に腎臓の機能調整を加えて、太谿、復溜、関元、腎兪、志室、足三里、印堂、百会、天柱などを中心に施術を組み立てた。その結果、1か月で2人目の妊娠が叶い、間もなく卒業をした。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    黄=こり

 

同時に治療をした症状

不妊

 

使用した主なツボ

肝兪、太谿、復溜、関元、腎兪、志室、足三里、印堂、百会、天柱

 

考察

化学物質過敏症の症状のうち、アレルゲンに対する免疫反応が約6割、自律神経失調症による過敏症状が4割程度としてとらえて施術を組み立てた結果、2か月に改善に至った。アレルゲンに対する免疫は通常問題のない反応が強く出すぎてしまうものであり、抑制することはなく正常化させる施術を行った。特に肝臓の周りの血流に対する刺激を施したことによる効果で、免疫反応が調整された。

また頭蓋骨の中を流れる脳脊髄液の流れを調整する整体を行い、体全体の機能不全状態を改善した。その結果、体質改善が促進され、途中で妊娠という結果と、アレルギー症状が安定するという結果を患者さんが手にすることが出来た。

今回の症例での成果は、肝兪の効果性。アレルギー症状に対して肝兪の反応を見て施術をすることは、十分効果が期待できる。

 

症例5 ホルモンバランスの乱れ

 

患者

 

30代 女性

 

来院

 

2014.9

 

症状と来院理由

主訴は、ホルモンバランスの乱れ。

当時、アウトドアで痛めた首を治療しに来院され、2週間の治療で改善した。その後、ホルモンバランスの乱れによる体のだるさ、倦怠感、胃腸機能の失調が見られたので治療を継続。特に、季節の変わり目の寒くなる時期、暑くなる時期に症状が悪化していると分かった。食事には気を付けている。仕事のストレスも内臓の代謝反応に大きく影響をしていた。自分自信が自律神経失調症であるという自覚は少ないが、身体に出ている症状を考えると乱れている自覚はあったので継続通院をしている。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

治療内容は、主に脳脊髄液の流れを調整した。

ホルモンバランスの乱れを調整するときには、自律神経の乱れを改善していく。自律神経の乱れは、脳の緊張状態から生まれる為、脳脊髄液の流れを改善することで、調整を試みた。頭蓋骨の整体をすることで脳脊髄液の流れが改善し、ホルモンバランスにの乱れによる体のだるさや倦怠感、胃腸の失調が徐々によくなり、今ではメンテナンスで治療継続中。施術の中では、胃の調子と腰の歪みなどが強いこともあり、胃経と腎経を中心に施術を構成して、ホルモンバランス調整の整体の効果を高めていった。その結果、ホルモンバランスの乱れはコントロール出来る様になってきた。これは自宅でお灸をした結果でもある。主に施術で使用したツボは、足三里、血海、三陰交、太衝、照海、気海、中脘、大腸兪、腎兪、志室を使用した。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    黄=こり

 

同時に治療をした症状

冷え性

 

使用した主なツボ

三陰交、足三里、血海、三陰交、太衝、照海、気海、中脘、大腸兪、腎兪、志室

 

考察

この患者さんの例では、ホルモンバランスの調整に自律神経の乱れが関係している症例だった。3か月ほどで改善は実感されていた。体の回復力は、中枢神経である脳が決定している。ホルモンバランスの乱れがストレスで起きていたとしても、体の回復力が安定していれば、ひどくなることは少ない。ストレスよりも体力が低下していると、ストレスによる体の不調が発現する。腎臓機能と肝臓機能、それを支える胃の機能を回復させることでホルモンバランスの調整はなされている。冷え性に関しては、慢性的な経過により、末梢血管に酸素が行き届きにくくなっていると考えられるため、1年単位での治療を計画し、進めていく。

 

症例6  舌の先がびりびりする

 

患者

 

70代 女性

 

来院

 

2018.1

 

症状と来院理由

主訴は、舌痛症。舌先が赤くはれて、びりびりしている。

口の中に違和感がある。ざらざらする感じ。何を食べてもおいしくない。味覚は正常。

唾液が良く出る気がして、起きている間ずっと深いな感覚を覚えている。

西洋医学の検査では原因が不明で、投薬での経過観察となっていて根本的に症状を回復させたくて来院。1日中この症状が気になってしまって、感情的にも不安感に襲われることが多く、精神的に疲労もしていた為来院。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

治療内容は、主に極度のストレスからの神経異常改善。

原因は、ストレスによる神経の異常発火だと考えられる。服用している薬は特に効果は認められない。施術は舌まわりの筋肉に対して血流改善と、神経に対して促通施術を施した。サプリメントは本人が任意で飲んでいる。パルス施術は効果は認められず、お灸施術と鍼を動かして刺激を入れるやり方で改善計画を立てた。特に回復が見られた体の施術としては、頭の骨の整体。整体をしている時は、SPO2(動脈血酸素分圧)が最も変動をしていた。実際に体の症状としても、寒気がしたり、身体が震えたりなどの自律神経症状が出て、その後落ち着くという反応が見られた。6か月ほどして症状は落ち着いた。

鍼で使用したツボは、百会、印堂、天突、人迎、曲池、中脘、足三里、太谿、太衝などを用いた。特に人迎や印堂の自律神経の交感神経の緊張を緩和せるツボを中心にその効果が見られた。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ

 

 

同時に治療をした症状

不安障害

 

使用した主なツボ

百会、印堂、天突、人迎、曲池、中脘、足三里、太谿、太衝

 

考察

友人の死や家族との人間関係によって体の状態に異常が現れたと思われる症例。症状の改善には時間がかかったが、通院当初よりは症状が3か月で軽くなっていった。ご本人が認識しているように、原因不明という点がいつも不安感をあおってしまい、症状が悪化するスパイラルがあった。カウンセリングも一緒に行うことで症状改善を図ったが、最後は完全には症状を取り除くことが困難だった。施術方針やその結果から分かったことは、体の状態と心の状態が少なからず関係しあっている状態であることが、症状改善にブレーキをかけてしまう可能性があるという事。

施術の積み重ねも大事だが、より詳細な鑑別を行い続けることが、施術効果や施術期間を短くする為の手段であると考える。

ツボの効果を見ると、精神症状には正中線のツボ(任脈)が有効だと分かった。早期回復を目的に、今後も精神症状の方には正中線のツボを活用していく。

 

症例7 手足のむくみ

 

患者

 

30代 女性

 

来院

 

2016.8

 

症状と来院理由

主訴は、手足のむくみ。手足のむくみ、体中のだるさを日中に感じていたり、急な眠気に襲われる症状で困っていた。原因不明のむくみと炎症症状も時折皮膚に発症している状態が続いている。吐き気や胃の違和感、便秘や下痢を繰り返すなど症状は多岐にわたる。

身体に出るむくみによって起こるだるさがとても強く、日常的に集中力が保てなかったりするような状態だったので来院。人間関係のストレスは特になく、食生活の乱れと身体の疲れ、小さいころから頻繁に起こっていた自律神経失調症の症状が原因で手足のむくみが起こっていた。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

治療内容は、むくみの原因となっている水分代謝を腎臓から解消することを主軸に行った

原因は、消化器系と泌尿器系の働きのバランスが崩れていたこと。消化器系の力は血液の中の栄養素や水分を体に巡らせる力。その結果泌尿器系の代謝反応が上がってきて、腎臓からの水分代謝を改善することにつながる。

治療方針としては、頭蓋骨と仙骨の整体を組み合わせることで脳脊髄液と自律神経バランスを調整することに注力した結果、むくみは改善した。

使用したツボは、次リョウ、大腸兪、太谿、心兪、膈兪、委中、陰陵泉、合谷、支溝などを用いた。主にむくみを回復させるための処方をした。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ

同時に治療をした症状

体のだるさ

 

使用した主なツボ

次リョウ、大腸兪、太谿、心兪、膈兪、委中、陰陵泉、合谷、支溝

 

考察

身体のだるさ、むくみ、疲れなどが混在した症例だった。体の中では水分代謝が滞り、熱が溜まって炎症反応が皮膚にも表れている状態だった。熱を取る施術をするのも良いが、今回は水分代謝を改善することで、結果として炎症反応を抑えて、デトックス作用を上げていく事で回復を試みた。身体のだるさや眠気などは、酸素不足から起こる症状。酸素不足を補う体の施術をしていくことで解消できる。体質改善をする過程では食事療法やデトックス療法を活用した。ツボの反応としては、陰陵泉によるむくみ解消と、次リョウの刺激による骨盤内臓神経の働きを活発化させたことが、怠さの回復につながった。

 

 

症例8 パニック障害、首の痛み、睡眠が浅い

 

患者

 

40代 女性

 

来院

 

2016.7

 

症状と来院理由

パニック障害の症状がある。ストレートネック、仕事内容によって首の痛みが出やすい。首の痛みがある状態だと、睡眠の状態も悪化。家にいるとゆっくり眠ることが出来ない。顔の麻痺も起こっている。家族の人間関係で日々ストレスを受けている為、家にいてもイライラしている。子供たちにもイライラしてしまうようになっているので、心療内科を受診。薬に頼るのは嫌で、平井鍼灸院を受診した。

パニック障害の症状は常にあるわけではないが、特定の条件を満たすと起こってしまうような状態だった。ストレス環境に耐えきれず、その状態を思い出すだけでも体調が悪化してしまうほどPTSDの症状にも苦しまれていた。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

治療内容は、首の痛みを軽減することで、自律神経の緊張を和らげる

原因は、交感神経の緊張しすぎによる脳の活性化です。体の緊張状態と心の緊張状態が相まって、不眠の状態をつくり出している。人間関係の問題もストレス要因となっているが、首の緊張状態が症状を引き起こす原因であるとして施術を行った。頭の骨の整体を行うことで首の緊張、脳のストレス状態を解消した。睡眠状態は2か月ほどで4時間以上眠れるようになり、精神状態も少しずつ落ち着いてきた。

使用したツボは、百会、内関、天柱、大椎、肩井、合谷、足三里、三陰交を使用した。精神を安定させる正中線のツボでいうと今回は大椎を使用した。内関や三陰交も体の胃の血流を回復させながら腎機能と肝機能を回復させる処方としてツボを取ったところ、症状の回復が早まった。特に首の痛みが回復した。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                  

 

同時に治療をした症状

冷え性

 

使用した主なツボ

百会、内関、天柱、大椎、肩井、合谷、足三里、三陰交

 

考察

パニック障害や睡眠障害などを起こしている症例で、首の痛みを感じていた。

一見して、ストレスが原因で起こっている症状だったとしても、体のどの部位にその原因があるのかを追求することが、大切である。特に自律神経失調症やうつ病、息苦しさなどを訴えるパニック障害の患者さんに関しては、「ストレスだから仕方がない」という考え方は逆効果になる。首の骨の動く範囲や、頭の骨との連結部分などを細かくチェックしていくと、不具合が起こっている箇所を特定することも可能である。

故に、体全体の状態を整える自律神経の施術であったとしても、骨格の歪みやある特定の部位に対する硬さや血行不良を見極めて対応していく事が、身体をよくする近道となる。

この患者さんの場合は、首の動く範囲を広げていく事で、症状が解放されていった。セルフケアも率先して行ってもらい、考え方の改善も選択理論心理学という学問を共有することで行うことが出来た。

 

症例9 起立性調節障害と自律神経失調症

 

患者

 

30代 男性

 

来院

 

2016.7

 

症状と来院理由

主訴は、起立性調節障害と自律神経失調症。

暑い所や人ごみに居る時に辛くなる、体のだるさと、朝体が動かない状態が続いている。病院では起立性調節障害といわれて、薬を飲んでも良くならないので来院。左耳はメニエール病の既往がある。1年半前からこのような症状に悩まれている。自転車に乗っている時に、景色が通り過ぎるとめまいが起こる症状もある。メニエール病を発症した際に、突発性難聴も合併していた。症状としては階段が登れない、這いずって起きるなどがあった。視線を動かした時に、何故か体がびりびり痛む症状もあった。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

治療内容は、神経の促通と、感覚の正常化を目的に行った。

原因は、脳からの指令や体の反応が不一致している状態が、起立性調節障害を悪化させている。さらにメニエール病の発症や仕事のストレスが重なったことで会社に行けない状態だった。そこでまずは、頭の横の骨の奥にある、側頭葉という平衡感覚を司る三半規管に近い脳神経に対するアプローチを行った。お灸や鍼はもちろん、頭の歪みを整える整体を施すことで、6か月ほどで起立性調節障害の症状は解消された。刺激を変更する際は、電気を鍼に通電する施術法に切り替えたところ、症状は快方へと移行した。

 

 

同時に治療をした症状

冷え性

 

使用した主なツボ

翳風(えいふう)

 

考察

仕事に支障が出るレベルの起立性調節障害がある症例で、特徴的だったのは視線を動かすと体がビリビリするという症状だった。これは脳神経の誤作動が原因で起こっていると考えられる。体に出ている症状の一つ一つはなかなか治りづらく1年ほどの経過をたどって完治に至った。完治に至るまでは、首の施術、体の歪みと頭の歪みの調整、心と考え方のケア(選択理論心理学)の順番で施術計画を進めていった。

特に患者さん本人から伺った体感変化では、心のストレスを選択理論心理学で解消することが出来てから、特に体調面が良くなったと仰っていた。体にかかるストレスは4つある。その中でも精神的ストレスが体に影響出やすい症例だった。

 

症例10 やる気の低下と自律神経失調症

 

患者

 

50代 男性

 

来院

 

2018.3

 

症状と来院理由

主訴は、抑うつっぽい状態、圧迫感。

元々うつ病を10年前に経験されており、復帰してから5年、元上司から仕事の声をかけていただき、仕事に復帰。本社である東京で「これからもずっと恩返しとして働いていくぞ」と決めていた矢先、元居た大阪への転勤を声をかけていただいた現社長から言い渡され、頼りにされていないような虚無感からやる気が起きず、どうにかしなければいけないと思い来院された。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

治療目的は、横隔膜の動きと脳脊髄液の流れを改善。そのために、血流改善をしていった。全3回の治療で、1回目は鍼と頭蓋骨の整体で頭の歪みを確認すると同時に、脳脊髄液の流れを良くしていった。2回目ではまだ思考は巡らず、頭頸移行部と仙骨部位で電流治療をして、最後に起立筋を緩め、脊柱の自律神経に刺激を入れるために背中のオイルトリートメントを行った。3回目までの間に心療内科へ行っており、お薬をいただいていたが飲んでおらず、理由としては、朝起きれて食欲も復活していたためである。

ご本人曰く、体調も整い、自分自身で自立してこれからやっていきたい、というお話があったので、3回目を機に卒業。その後約4週間も順調だったようで、無事に大阪へ行かれたとの報告のメールをいただき、感謝をいただいた。

 

同時に治療をした症状

思考が巡らない

 

使用した主なツボ

太衝・関元・だん中

 

考察

本症例は、尊敬されていた上司の方からの転勤宣告にショックを受け、その精神的ショックからやる気の低下として症状で表れた症例であり、精神的不安が解消されたことで身体も元気になった方である。

実際に上司の方へも話を通すことが出来たのだと思うが、治療としては今まで積み重なってきた疲労と滞りやすい歪みがあり、それに加えて精神的ストレスが重なり、脳脊髄液や血液の流れが悪くなったことで、一時的に脳へ酸素・栄養不足となり、やる気の低下につながったと考える。

鍼灸師 石塚

 

症例11 起立性調節障害

 

患者

 

10代 女性

 

来院

 

2018.1

 

症状と来院理由

主訴は、起立性低血圧、頭痛。2017年6月から発症。

朝起きることが出来なくなり、お母さんに声掛けと大きく揺さぶってもらっても、起き上がるのに2~3時間かかってしまう。寝つきも悪く、朝起きられないので朝から学校に行けない状態。単位が足りず学年が上がれるのかも不安な状況。日中過ごしていても、頭痛も出てきて疲れやすい状態である。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

目的は下腿の血流をあげて全身の血行改善を促し、頭頚部の緊張と背部の緊張を取り除いていくこと。

初回から主に下腿の血流を促進するために、治療を進める。週に1回の治療を続けていく中で、約2か月の間学校へ行ける日もあれば行けない日もあるような日々を繰り返しながらも、行ける日が増えてくる。治療内容も大きくは変えずに、下腿からのアプローチと、身体の緊張を取るために頭蓋骨の整体または頭の指圧を主に進めていった。3か月目以降は、週に1回休むような状況で、学校へ「行けない」から「1日休む」と言ったように行くことが前提としたような日々に変化する。このころから、朝は約1時間くらいで起きれるようになる。進級も決まり、気持ちの上がり下がりはあるが体力の回復傾向がみられる。頭痛は軽減と出現を繰り返しが、原因は抑圧と考え、気持ちの整理や思考の整理に努め、約5~6か月に入って、セルフコントロールを意識した関りを続けている。今は学校へ休まずに行けていることが多い。

同時に治療をした症状

便秘、疲労感

 

使用した主なツボ

太衝、足三里、承山、関元、膈兪

 

考察

本症例は現在も治療中で経過段階である。

急な発症ではあったが、普段から感情の抑圧や緊張状態が身体へ負荷としてかかっていて、何かのきっかけで出ているものとして考える。特にふくらはぎの冷えが強く、全身の血液の巡りが悪い状態が見られた。また思考により頭の使い過ぎや、食いしばりもある状態で側頭骨の硬さも強く見受けられたので、そこの緊張緩和と血行改善を目的として治療を続けた。低気圧など気候に左右される状態も時々見られたが、約2か月週に1回の治療を続けて、一週間続けてお母さんの声掛けだけで起きられるようになった。また起き上がるのにも45分とだいぶ時間も短くなり、改善が徐々にみられる。今後はこのペースで治療方針もこのまま変えず、骨格調整の部分も取り入れていく考えである。何よりも進級が決まり、本人の意欲が取り戻されたことにより、お母さんの喜びを築けたことはご家族にとってとても大きなものであったと感じる。

鍼灸師 石塚

 

症例12 全身の慢性疲労

 

患者

 

40代 男性

 

来院

 

2018.3

 

症状と来院理由

主訴は、全身の慢性疲労。

15年前から全身の疲労感が取れない。整体・オステオパシーなど数多くの治療院に足を運んできたが、ある程度までしか良くならない。お尻の違和感も全く取れず、硬いものでゴリゴリしてきた結果、痕がついてしまった。また、起床してから2~3時間はため息をついている状態でやる気も全然起きない状況である。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

大きく関わってくるのは背骨の歪みである。そこの改善に取り組むために、回復力向上と血流改善をしていくことを目的とした。

週2回の施術を約3か月間続け、4回目で朝の疲労感が10から7へ変化した。9回目以降から朝の倦怠感が減り、ため息の数も減少。2~3時間もため息が続くことはなくなった。7回目から上半身のだるさの変化が起き、腕のだるさが減少。14回目(約2か月)あたりからは、下半身のみの倦怠感が残っている。

同時に治療をした症状

お尻のこり

 

使用した主なツボ

太衝、豊隆、関元、だん中、印堂、神庭、肝兪、膈兪

 

考察

15年前の事故のにより起きた歪みが強い影響であると考える。歪みに対して施術を行う前に、血流改善のため起立筋を緩め、脳脊髄液の流れを整えることで身体の軸が他の部分から固定することができ、また本人の回復力も同時に向上できていたものと考える。その結果歪みは活法整体やアジャスト施術により、若干ではあるが整った。この場合、外部刺激からの歪みになるので、保つことはかなり困難であるが、セルフケアへの意識や行動が伴ったために、改善傾向がみられた。

鍼灸師 石塚

症例13 自律神経の乱れによる不妊症

 

患者

 

20代 女性

 

来院

 

2017.7

 

症状と来院理由

主訴は、不妊症、便秘。

結婚されたのが1年半前で、1年かけても妊娠反応がなく、2016年11月ごろから不妊治療を開始する。タイミング指導と人工授精を3回するが、陽性反応(-)。不妊治療とともに鍼治療もした方がいいのかと思い、不妊治療を開始してから8か月して鍼治療も開始した。当初は不妊治療メインではなく、便秘の改善が目的であった。

 

通院ペース

2週間に1回、不妊治療においては週に1回

 

治療内容と経過

便秘は2週に1回の治療を続けて2か月で改善されたので、約3か月目以降から不妊治療に切り替える。便秘の治療内容としては、主に鍼と灸のみで、身体の緊張緩和特に腹部の緩和をメインにツボを刺激して、改善。その後は手技療法も多く取り入れていき、オイルは頸肩~起立筋を入れていった。緊張しやすい方でもあったので、頭の硬さと歪みがあったので、頭蓋骨の整体を多く取り入れ、施術を進めていった。高温期~、陽性反応が出てからは、体温維持をメインとした施術に切り替えて、お灸と温石などを組み合わせていった。

同時に治療をした症状

便秘、疲労感、冷え

 

使用した主なツボ

太衝、太谿、三陰交、大巨、中脘、太陽、膈兪、肩井

 

考察

この症例は血虚をベースにした不妊症患者さんの症例である。もともと気虚にも関わらずそれ以上のハードワークと、10代~20代前半の過度なダイエットや食事制限などで身体のバランスが乱れてしまっていたと考える。また子宮内膜ポリープや卵巣の腫れがあったりと、子宮自体にも何らかの器質的な要因があり、約2年半妊娠に至らなかったと考察する。鍼治療で身体のバランス、主に気血のバランスを整えながら、ポリープ摘出など外科的なアプローチも並行して妊活を取り組んだことから、約7か月という早い段階で妊娠に至ったと考える。また当院のサプリメントも積極的に摂り、自宅でのお灸もされていたことから、セルフケアの大切さも十分に理解されていることも一つの妊娠に至った要因である。

鍼灸師 石塚

 

症例14 回復力低下による肩こり

 

患者

 

20代 女性

 

来院

 

2017.12

 

症状と来院理由

主訴は、頸肩こり、腰の張り。

元々頸肩こり、腰の張りがあったが、仕事で重たいものを持った時から悪化して気になったため来院。動きがぎこちないことも気にしていた。また体調をよく崩され、風邪っぽい症状を繰り返すことも日常のペースが乱れ、困っていた。

 

通院ペース

週に1回

 

治療内容と経過

初回から鍼と温めを行い、2診目3診目とオイルトリートメントをしていく中で、背中→肩こり→首のこりと順々に身体のこり感や張り感が取れてきた。月経前の体調不良として、風邪っぽい頭の熱感からの頭痛、悪寒などにも悩んでいたが、治療を続けてから2度目の月経でPMSの減少が見られた。

同時に治療をした症状

だるさ

 

使用した主なツボ

太衝、中脘、百会

 

考察

当症例は初回から全身治療ではなく、初回から3回目まで局所治療でメインの頸肩こり、腰の張りを緩めることを目的とした治療を続けて、5診目から全身治療に移行した。週に1度の治療ではあるが、毎週どこかの変化が見られ、体調の部分にも影響が出てきたことでかなりご本人も喜ばれていた。まだ全身治療に移行してから2回の治療ではあるが、これだけ変化が見られるのも、ご本人が変化を楽しんでいることと、自宅ケアをちゃんと行っているからであると考える。仕事がハードなため、睡眠の質の低下や回復力低下が若干みられることもあるが、セルフコントロール力を補いながら治療を続けている。

鍼灸師 石塚

 

症例15 胃の不快感

 

患者

 

60代 女性

 

来院

 

2018.6

 

症状と来院理由

主訴は、メンタルからくる胃の不快感、冷え。

5月ごろから体調不良が続き6月末になっても変化がみられないため、いつもの体調不良とは違うと感じ、不安が募って来院。30年前に食欲不振から起きられなくなり、うつ病と診断されてから薬を飲み続けているが、もう心療内科とも縁を切りたいとも思っており、でもどうしたらよいのか分からない状況。

 

通院ペース

週に2回

 

治療内容と経過

元々胃の機能が弱いこともあり、精神的ストレスがかかりやすい傾向だったので、内臓アプローチと冷えに対して血流改善と、身体の緊張も強く診られたので緊張緩和を目的として施術を進める。

週2回の施術を続けて3回目で気持ち食べられるようになる。4回目では70%くらいまで食欲の改善がみられている。

 

同時に治療をした症状

早朝覚醒、腰痛、顎の痛み

 

使用した主なツボ

太衝、三陰交、血海、足三里、承山、中脘、胃兪、膈兪

 

考察

胃の不快感は津液の流れに滞りがあったが、早い段階で治療が出来たことで改善がみられ、回復傾向にあると考える。冷えがまだ取り切れていないため、未だ症状悪化原因は身体に残っている。本人の「治っている」という感覚と私からみた「改善している」という視点が合っていくことが、必要と感じるためそこのすり合わせを着実にしながら、施術を続けていく予定。ただ今までこの症状により出来なかった料理が出来るようになり、生活の中でのご本人の気持ちの回復がみられた。

鍼灸師 石塚

 

症例16 慢性的な寒気と微熱

 

患者

 

30代 男性

 

来院

 

2016.12

 

症状と来院理由

主訴は慢性的な体温調節不全。寒気や微熱が出てしまう状態を繰り返しているのが、3年間続いていて、何もしていなくても悪寒がする。3年前に高熱を出してから継続して悪寒と微熱が続くようになっている。心療内科に通院して薬を服用したことがあった。

服用していた薬は、レクサプロを1/4錠で、抗うつ薬の部類に入る薬だった。CT.MRIを撮っても特に異常は見られなかったので来院。

そのほかにもめまいやしびれが起こることがあり、慢性の肩こりもある。悪寒や微熱は、他の症状の辛さと関係なく、一定して出ている。12月から転職をしたことも、環境の変化として不調を生む原因になっているのではないかと考えている。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に悪寒と微熱状態を回復させる施術を組み立てる為に、まずは身体に熱を生むサイクルを取り戻す施術計画を立てた。具体的には、内臓代謝反応を高める為に、腎機能と肝機能の調整をメインに行った。そのほか、筋肉に血流を送る為、大腸と胃の施術を加えることで、体の毛細血管の血流を回復させて体の隅々に熱を巡らせることが出来る様に処置をした。太谿、照海、中脘、天枢、太衝、合谷などを用いて体の中の気と血を巡らせたことで、症状は1か月ほどで回復した。ストレートネックの既往や、めまい、しびれ症状に対しても腎機能と肝機能の調整が有効だった。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ

同時に治療をした症状

めまい、しびれ

 

使用した主なツボ

太谿、照海、中脘、天枢、太衝

 

考察

原因が特に分からない悪寒と微熱症状に対する施術は、腎機能と肝機能の調整が効果的であると理解することが出来た症例。特に太谿は腎機能の調整に効果的で、体の冷えを改善するツボとしても有効だった。太衝は肝機能を調整するのに効果的で、血流と気の流れを調整することに大きな作用をもたらした。抗うつ薬のレクサプロを服用していた期間もあった為、肝臓や腎臓に対する負担はあったと考えられる。12月から転職を転職したことのストレスがきっかけで、症状が悪化してきた可能性もある。3年前の高熱の時のダメージは体にずっと残っていて、常に悪寒と微熱を発生させる要因となっていたが、今回の施術でその状態を回復させることが出来た。

 

 

症例17 原因不明の身体の痛み(肩、肩甲骨、腕の痛みうずき)

 

患者

 

50代 女性

 

来院

 

2016.4

 

症状と来院理由

主訴は肩、肩甲骨、腕の痛みとうずき。もともとリウマチの既往歴があったが、薬でコントロールすることが出来ており、原因は不明とされていた。24時間常につきまとう痛みがあることでストレスが増し、病院をめぐっていくうちに東洋医学の施術を受けようと思て来院した。趣味は麻雀で、やっている時も痛みが出ている。10日間、七転八倒して痛みに耐えていた。精神的なストレスも大きく、人から頼まれたことで自分がしたくないこでも、断ることが出来ない性分が、影響をしている。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に交感神経の緊張状態と神経に酸素がいかないことで起こる、無酸素性疼痛を解消した。リウマトイド因子が陰性であることでリウマチの原因自体は陰性となったので、体の免疫反応を上げて体の回復力を上昇させる施術を行った。使用した経穴(ツボ)は、太谿、曲池、手五里、百会、大椎、曲泉を選んだ。理由としては、骨から血が作られるので、酸素を運ぶ赤血球の酸素運搬能力を向上させる為に、腎臓の機能調整をする為。腎臓は、骨を生み出す臓器だから。それ以外にも、痛みが出ている場所が大腸経というと三焦経という経絡の上であることから、神経の分布が多い経穴(ツボ)を選択して、神経から痛みが発生する機序を解消した。その結果、1か月で肩や肩甲骨の痛み、腕のうずきが解消された。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黒=硬さ

同時に治療をした症状

副鼻腔炎

 

使用した主なツボ

太谿、曲池、手五里、百会、大椎、曲泉

 

考察

50代の女性でリウマチの既往がある方の施術は、免疫反応を調整するかしないかの判断が必要となる。原因不明の自己免疫疾患があった方へのアプローチは、とても慎重に施術を行う理由となった。施術の中で腎機能の調整で血液の酸素運搬能力に対するアプローチを実施しながら、経絡から神経の無酸素性疼痛を解消するようにツボを選んだことが回復への最短距離となった。神経の痛みを抑える為に、筋肉の緊張緩和を手五里と曲池で行い、大椎や曲泉は、交感神経系の神経亢進を抑制するように施術を施した。大椎も曲泉も肝臓の機能に関わるツボであることから、体の中を駆け巡る気の流れの調整に役立ったと考えられる。

 

症例18 胃腸の痛み

 

患者

 

40代 女性

 

来院

 

2017.5

 

症状と来院理由

主訴は1週間前からの胃腸の痛み。吐き気や胃の痛みがあった。一睡もできない状態で体も精神的にも疲労が見られたため、友人の紹介で来院。こめかみ部分にうっすらと頭痛が続いている、頭もスッキリしない。天気の移り変わりで身体の不調が現れる。腹部の痛みは、左側腹部付近の縦に広がりを見せており、ちょうど下行結腸にあたる部分だった。

1週間継続した痛みがあることで、このまま治るのかどうかという不安感が続いている。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に、胃と脾臓の機能調整と、肝臓の機能を上げて行く目的で経穴を選んだ。天枢、不容、足三里、漏谷、百会、大椎、太衝を選んで施術を行った。天枢や足三里は胃や脾臓の機能調整の為に鍼とお灸をすることで、胃腸の痛みは回復し、左側腹部の痛みも焼失した。身体全体の気血の流れを通すのに必要な肝機能と理気の力は、百会と太衝で調整をした。もともとアルコールを常飲することで肝臓の疲れがあったのもあり、気の流れを回復に向かわせることで体に出ていた諸症状、睡眠の質が好転した。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    ※黄=こり

同時に治療をした症状

膝の靭帯損傷

 

使用した主なツボ

天枢、不容、足三里、漏谷、百会、大椎、太衝

 

考察

胃腸の痛みがある方で、急性の症状かと思っていたが疲労の蓄積、肝機能の異常、胃と脾臓の機能低下が原因の慢性症状だった。胃腸機能が失調したきっかけは、交感神経の緊張状態が続いたことで体力が減ったことだった。体は危機的状況に近づいた時に身体に異常が出てくる。特に胃と脾臓の機能調整は、不容で行い天枢で安定させることが出来た。肝機能は全ての臓器の力を安定させるためのサポート役なので、太衝で力を上げて気血の流れを良くすることで解消することが出来た。現在はメンテナンスの目的で施術を進めている。

 

症例19 足先の冷えと、肩首筋の痛み

 

患者

 

40代 女性

 

来院

 

2017.5

 

症状と来院理由

主訴は、足の冷えと肩と首筋の痛み。2~3年前から徐々に冷えが酷くなってきており、冷房がかかっている部屋にいると、貧血のような症状に陥る。血圧も高いので気になっている。薬は極力飲みたくない。具合が悪くなると、めまいの症状も起きることがある。右の膝は変形性膝関節症になっており、歩くときに痛みが出ている。現在、習い事に専念出来ないような体の状態なので、なんとか回復させたくて来院した。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

膝の痛みと冷えを解消する為に、骨盤の調整と首の血流回復を主に施術を行った。首まわりは肩中兪、天リョウ、肺兪を施術した。骨盤の調整は大腸兪、環跳、腎兪、承山に鍼とお灸を施したことで筋緊張が和らいでその後回復した。首の痛みは、最後まで残った症状となった。頭の骨の整体や頭の百会で気血の滞りを解消していき、セルフケアの体操や食事を変えることでの体の内部からの変化も出すことで1か月ほどで安定した。首は、天柱や頚百労のツボを選んで施術をした。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                   

同時に治療をした症状

左ひざの痛み、咳喘息

 

使用した主なツボ

肩中兪、天リョウ、肺兪、大腸兪、環跳、腎兪、承山

 

考察

80代の女性でご高齢なことと、体全体の冷えがあることから施術は補法を中心に行った。特に首の痛みや肩の痛みに関しては、刺激の量を調整し、痛みで体の硬直が起こらないようにしながら、足の冷えの解消の為に、頭から自律神経の乱れを調整する施術をした。首肩の症状は肩甲骨周りの肩中兪や天リョウなどを使用しながら、間接的なアプローチも活用することで、効果を得た。ご高齢の場合、腎機能の低下による冷え性なども考えられるため、腎臓のツボと表裏関係のある膀胱系のツボを選んだ。実際にお灸を使うことが多かったのが功を奏し、膝、冷え性共に3か月ほどで回復した。

 

症例20 頚肩コリからくる頭痛や自律神経の乱れ

 

患者

 

20代 女性

 

来院

 

2016.9

 

症状と来院理由

主訴は、自律神経の緊張状態と首肩コリからくる頭痛の症状。稀にめまい症状も併発する。仕事ではタフに働くタイプで疲れを感じづらいがゆえに、症状が出るまで頑張ってしまう傾向があり、来院することで体の状態をケアする目的で来院。首はストレートネックで、頚椎の動きが幼少期から悪く、整体に通っていたが回復が見られなかった。風邪をひくと発熱と頭痛を併発し、月経の周期でもホルモンバランスの乱れから吐き気や体のだるさ、肩の痛みと腰の痛みが出ることがある。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に、ストレートネックと骨盤の調整をしながら、自律神経の乱れを調整した。

常に神経の緊張状態があったことも考えて、肝臓の機能調整と腸の機能調整を行った。

理由としては自律神経の交感神経が働き易い状態が、肝臓の機能失調に関係しているということと、感情のアップダウンが腸に影響を与えるから。

使ったツボは、天柱、大腸兪、委中、飛陽、百会、肩井を使用した。

施術後は副交感神経が優位になった状態に近づき、身体が楽になっていた。継続して施術をしていくうちに、気持ちのアップダウンもなくなった。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    黄=こり

                   

同時に治療をした症状

冷え性、頭痛、めまい

 

使用した主なツボ

天柱、大腸兪、委中、飛陽、百会、肩井

 

考察

若い方の自律神経失調症の症例だったが、西洋医学をあまり活用されない方だったので、鍼灸院で症状の鑑別をして施術を行った。自律神経由来の肩こりや首の痛みに対しては、筋肉に鍼をするのではなく経絡や頭の骨の歪み、背骨の歪みに対して鍼と整体でアプローチをすることが必要となる。少ないツボを選んで施術を組み立てる際も、常に身体の状態変化に耳を傾けていく事も大切。

今回の症例で最も変化があったのは、天柱への鍼。天柱は気を下げるツボとして使用し、頭痛やめまい、首の痛みを取り除くのに有効だった。

 

 

症例21 首の後ろの痛みと、動いている時のふらつき

 

患者

 

30代 女性

 

来院

 

2017.5

 

症状と来院理由

主訴は、首の後ろのこり、動いている時に少しふらつく症状。全身のだるさもある。食欲が落ちていることもあり、自律神経の乱れを感じて来院。2月後半~眠りが浅くなり、食欲と活動意欲が低下しているので心配になっている。1月後半から2月中旬にかけて特に食事をとらないぐらい忙しく生活をしていたこともあり、身体も心も疲労している。

人が沢山いる場所や初めてやることなど、緊張する場面で首の後ろのこりとふらつく症状が出る。今は具合が悪くならないか不安になると、動悸がする。そしてさらに不安になる。

 

通院ペース

週1回

 

治療内容と経過

主に、胃の症状を回復させることを中心として、体の冷えと活動意欲が上がるように調整をしていった。具体的には、頭の骨の整体を行いながら、お灸で胃を温めることから始めた。施術を進めていくと1か月ほどで食欲は回復してきた。その後、2か月の間に骨格を調整する整体と、脊髄神経の周りの自律神経の流れを調整したことでふらつきも回復してきた。使用したツボは、中脘、天枢、関元、内関、足三里、太衝、肩井、心兪。心兪は動悸や心理的な不安感を取り除くことに使用した。

 

症状が出ている部位

 

赤=痛み 青=冷え

                    黄=こり 黒=硬さ

                   

同時に治療をした症状

冷え性、頭痛

 

使用した主なツボ

中脘、天枢、関元、内関、足三里、太衝、肩井、心兪

 

考察

子供を育てながら自分の時間を取ることが出来なくなったことで、自律神経の乱れが発生し、一時的に胃の調子と脳神神経の働きが鈍くなってしまった状態だった。施術の軸に胃の血流を回復させるようにしたことが功を奏し、初期症状の回復はかなり早かった。その後、6か月ほどでだるさ以外の症状は全て落ち着いた。だるさの症状改善は通院後1年ほどかかって消失し、現在も忙しく働く合間に体をメンテナンスしている。精神的な状態からくる症状だと思っていても、実際は体の内臓機能や神経の働きに原因が隠れていることがある。カウンセリング時や施術を行う際に細かく状況のヒアリングを行い、使用するツボを変えていく事で早期回復が実現できる。

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