肩こりの症例
肩こりの症例をご紹介致します。
肩こりは、女性に多い症状です。ホルモンバランスの影響や冷え症などが原因になることがあります。あとは歪みがあることで筋肉が余計に引っ張られ、血流が悪くなることが考えられます。下記のような症状は、思い当たりますか?
- 肩こりがあって辛い…
- 肩こりで毎日湿布を貼っている…
- 肩こりの辛さがあって、頭痛がでる…
- 毎日肩こり24時間肩こりを感じている…
- 身体に冷え性の症状がある…
- 腕に力が入らない…
平井鍼灸院には、肩こりの辛さが酷い方もいらっしゃいます。薬を使って体を調整している方や、今まで整体に通っていたけど回復が見られなかった方も通院中です。根本的に体をよくするには、歪みを調整することと、その方法が大切です。また内臓機能や血液循環機能の調整も欠かせません。それら全てを網羅した施術が平井鍼灸院にあります。
実際に施術を受けた方の症例も蓄積しております。
症例1 過緊張による首肩こり
患者
20代 女性
来院
2017.12
症状と来院理由
元々頸肩こり、腰の張りがあったが、仕事で重たいものを持った時から悪化して気になったため来院。動きがぎこちないことも気にしていた。
通院ペース
週1回
治療内容と経過
初回から鍼と温めを行い、2診目3診目とオイルトリートメントをしていく中で、背中→肩こり→首のこりと順々に身体のこり感や張り感が取れてきた。
月経前の体調不良にも悩んでいたが、治療を続けてから2度目の月経でPMSの減少が見られた。
同時に治療をした症状
月経前の風邪気味症状、だるさ
使用した主なツボ
太衝、中脘、百会
考察
当症例は初回から全身治療ではなく、初回から3回目まで局所治療でメインの頸肩こり、腰の張りを緩めることを目的とした治療を続けて、5診目から全身治療に移行した。
週に1度の治療ではあるが、毎週どこかの変化が見られ、体調の部分にも影響が出てきたことでかなりご本人も喜ばれていた。
まだ全身治療に移行してから2回の治療ではあるが、これだけ変化が見られるのも、ご本人が変化を楽しんでいることと、自宅ケアをちゃんと行っているからであると考える。
今のところ、自宅ケアとして、呼吸のセルフケアを続けている。
鍼灸師 石塚
症例2 慢性的な首肩こり
患者
30代 女性
来院
2018.2
症状と来院理由
元々慢性肩こりであったが、5日前から首が痛くてそこから何も変わらないため来院。
通院ペース
2週間に1回
治療内容と経過
約2週に1回の施術を続けていく中で、最初の3~4か月は2~3日で戻ってしまうことが続いたが、そこから先は週に2~3回痛みが強くなるように変化。初回から4か月目で痛みが半分まで減少。それ以降も2週に1回の施術で経過を確認していき、7か月目で1週間ラクな日が続くようになってきた。9か月目で首の前にフォーカスし、椎前筋を緩めていったところ今現在は2週間の中で痛みが1~2回と軽減されてきている。
同時に治療をした症状
特になし
使用した主なツボ
天窓・肺兪・肩井
考察
当症例は椎前筋収縮により首肩のはりやこりが強く出ていた症例である。初回から約9か月は背部の肩甲挙筋、棘上筋、菱形筋、広背筋、僧帽筋、頭・頚板状筋、起立筋をメインに施術を進めていき、ある程度のところまで筋肉も緩み、全体的な血流も改善されてきた。セルフケアも続けていく中で、視点を椎前筋に絞り、手技で緩めていったところ回復期間が今で以上に延びた。このことから、首肩こりの際背部と胸部、更に椎前筋も緩めことで維持期間が延び、回復も早くなることが分かった。現在も継続中だが、今後来院ペースを延ばして、ご自身で維持していく時間を更につくっていく方針である。
鍼灸師 石塚