江戸川区の「自律神経失調症・うつ病専門」施術の鍼灸院
うつ病・自律神経施術専門 平井鍼灸院 ‐ 東京都江戸川区

多汗症の症例

多汗症の症例をご紹介致します。

 

多汗症とは、体の汗腺という汗を出す腺から、理由もなく汗が出てくる症状のことです。自律神経失調症の1つとされています。皮膚科を受診して、専門医に診てもらう方が多く、ボトックス施術や汗腺に対してのお薬を処方されることが多いです。

 

  • 何もしていないのに汗が噴き出てくる
  • 朝家を出てから最寄り駅までに汗だくになる
  • 動いて止まった時に、汗が止まらなくなる
  • 髪の毛が滴りおちるくらい汗をかいてしまう
  • 精神的に緊張をすると、汗が止まらなくなる

 

平井鍼灸院では、30代~80代までの幅広い年代の方が、多汗症でいらっしゃいます。

多汗症が起こってしまう原因は複数考えられますが、精神性発汗による多汗症の原因のほとんどはストレスです。環境が変わったり、人間関係に悩みを抱えていたりすることが多いです。

 

他にも、多汗症はうつ病やパニック障害などのほかの自律神経失調症も合併することがあります。心療内科やメンタルクリニック、精神科に並行して通院しながら平井鍼灸院に通院される方もいます。薬を飲みながら、鍼灸施術や頭蓋骨の整体を受けることで、症状を回復させていきます。

 

それでは、症例をご覧ください。

 

症例1 朝、最寄り駅まで歩くだけで汗が止まらなくなる

 

患者

 

40代 女性

 

来院

 

2019.3

 

症状と来院理由

主訴は多汗症。精神的ストレスが原因だと心療内科の専門医に診断を受ける。汗の施術を皮膚科で受けるも症状回復が見込めず、東洋医学を頼りに平井鍼灸院に来院。娘さんの結婚式があり、その時に自分が健康な姿で参列するのが目標。

症状としては、朝お化粧をして外に出て、10分で汗だくになってしまい化粧がすべて落ちてしまうほどの汗をかいてしまう。精神性発汗ではなく運動時に汗をかいてしまうので、心療内科での施術を中断し東洋医学のみで施術を開始することを決めた。

 

通院ペース

週2回

 

治療内容と経過

肺の機能を高めて、汗腺からの異常発汗を抑制する施術計画を立てて実施。

肺兪、脾兪、太淵、神門などのツボを活用して発汗症状を抑制していった。

お灸施術が著効を示し、自宅でもセルフケアでお灸を実施。施術では、鍼と頭蓋骨整体、酸素オイルトリートメントによって血流とホルモンバランスに対してもアプローチを行った。

お灸施術は、上記の肺兪、脾兪、太淵、神門におこなった。それぞれ2回ずつを毎回の施術で行うことで、1か月で汗の発汗症状が抑制されてきた。その後3か月週1回で経過観察して、骨格矯正を行うことで根本的な原因を除去した。

 

症状が出ている部位

赤=ほてり・痛み 青=冷え

 

同時に治療をした症状

首の痛み、腰痛、頭痛

 

使用した主なツボ

肺兪、脾兪、太淵、神門、崑崙、天柱、百会

 

考察

今回の症例では、精神的ストレスからの原因ではなく骨格や脳の機能に負担がかかってしまったことによって発症した多汗症だった。心療内科の薬は脳の不安などを抑制するものが多いが、あまり変化がなかったことをみると脳機能の負担も骨格の負担からだったと判断できる。肺兪、脾兪、太淵、神門は多汗症の症例には効果的だと考察し、施術を修了した。

 

症例2 昼間と夜間に起こる多汗症

 

患者

 

80代 女性

 

来院

 

2021.2

 

症状と来院理由

主訴は、朝と夜間に起こる多汗症。朝は、起きた時よりも動き始めてしばらくたってから、汗が噴き出てきて髪の毛から滴り落ちるほどの発汗がある。あまりにも異常な状態を感じ、かかりつけ内科医に相談しところあまりアドバイスを頂けなかったため、東洋医学のアプローチを試みるために平井鍼灸院に来院。以前、マレーシアやアメリカに住んでいたころから、東洋医学の知識はしっていたので信頼を置いていた。

夜間の発汗に関しては寝汗で起きてしまうほどだった。特に暑くないのに発汗が収まらないことで、睡眠の質が低下し抑うつ傾向の精神状態にもなっていたため、何とかする為に鍼灸施術を受け始めた。

また睡眠の質が低下してしまったために、不眠症になっていた。薬を飲まなければ眠りにつけない状態だったので、

 

通院ペース

週2回

 

治療内容と経過

主な施術は、消化機能を高めることが始めるために脾兪、中脘、足三里、三陰交、豊隆などを施術して消化機能を高めていった。ご高齢のため回復力を高めることがまず先決だったためにこのような施術を行った。

多汗症の抑制には、肺と腎の働きを高める調整を加えた。肺は太淵、肺兪。腎は湧泉、照海、太谿に鍼とお灸の施術を行った。

他にも足のしびれや、足がつる症状などもあったので同時に透熱灸を行いしびれに対する施術を行い回復を図った。

 

 

症状が出ている部位

赤=痛み 青=冷え

 

同時に治療をした症状

不眠

 

使用した主なツボ

肺兪、太淵、脾兪、中脘、足三里、三陰交、豊隆、腎兪、湧泉、照海、太谿

 

考察

急に始まった多汗症だったが、1か月ほどの施術で改善傾向がみられた。通院の回数が週2回だったことも功を奏した。ご高齢の方の多汗症の場合は、消化器系からアプローチをして腎経を次に施術することで、スムーズに症状の変化を出すことに成功した。肺経も多汗症には大いに関わっているが、先に消化器系や中枢神経系の施術をした方が回復が早いとわかった症例だった。

 

 

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