過換気症候群
過換気症候群とうつ病
ご覧いただきありがとうございます、院長の梅田と申します。
私たちは自律神経失調症やうつ病の患者さんを救うために、日々患者さんと向き合い治療を進めております。その中で、多くの患者さんからいろいろな質問を頂くことがありますので、このようなコンテンツを使い情報提供をしております。
今回は、過換気症候群とうつ病というテーマで、症状別の施術方法についてご説明させて頂きます。お役に立てれば幸いです。
過換気症候群という状態をご存知でしょうか。
過呼吸とよく一緒にしてしまいがちなので、注意してください。
・過呼吸➡運動後に酸素を吸いすぎて起こる呼吸苦のこと。
※ペーパーバックで二酸化炭素を吸気することで改善する。
・過換気症候群➡ストレスを感じた際に起こる自律神経失調による呼吸困難のこと。
※ストレス環境から解放されたときに、呼吸困難が改善する。
いかがでしょうか。
過換気症候群とは、ストレス性の症状です。ある特定の人物や環境に身を置いたときに出ることがほとんどです。とても苦しい症状で、めまいや耳鳴り、手足が冷たくなる、体が硬直していく感覚などを感じることもあります。
症状に対する施術は、まず心臓周りの交感神経緊張状態を改善し、その後体の副交感神経反応を改善していきます。交感神経過緊張の状態が症状悪化の状態なので、病態をしっかり見極めて施術をすることがとても大切です。
薬で抑えることは出来ますが、根本的に落ち着かせるには自律神経の乱れを整えて体をストレスに対して強くすることが必要です。過換気症候群の状態が長く続いてしまうと、やる気の低下や精神的な影響をうけてしまい、うつ病に移行するケースもあります。
早期にストレス耐性を上げていく必要があるので、体を大切にしましょうね。
一緒に改善していきましょう。
院長 梅田俊