自律神経失調症の症状紹介

自律神経失調症は何故起こるのか?
自律神経失調症が起こる原因は、ストレスが関係しています。ストレスというのは実は4つに分けることが出来ます。「精神的ストレス・構造的ストレス・化学的ストレス・温度湿度ストレス」の4つです。ストレスの量が、自分の体力を上回った時に、自律神経失調症が起こります。
※補足
精神的ストレス(一般的なストレスのこと)
構造的ストレス(体の歪みや内臓疲労のこと)
化学的ストレス(栄養の偏りや身体に負担がかかる食べ物のこと)
温度湿度ストレス(季節や職場、家の環境のストレスのこと)
自律神経失調症は、あなたの身体教えてくれる体の限界を示すサインです。決して見逃さないようにしましょう。自律神経失調症には様々な症状があります。それは、自律神経の働きが全身を程よく良い状態に管理する為に必要な役割を果たしているからです。程よく良い状態に管理することを「ホメオスタシス」といいます。難しい名前で言うと「恒常性維持機能」という言葉ありますが、簡単に言うと体を一定の状態に保つという機能のことです。
つまり、自律神経失調症はホメオスタシス(恒常性維持機能)が崩れた状態という事が出来るでしょう。ちなみにホメオスタシスの主な機能は「呼吸・心拍・血圧・体温・発汗」などをコントロールしています。他にも「内分泌系(ホルモンバランス)や免疫系(細菌や異物を排除する働き)」のコントロールもホメオスタシスによって管理されています。
自律神経失調症の症状とは?

自律神経失調症には代表的な症状があります。画像にも書いてある症状が主な症状です。頭が痛い、お腹が痛い、眠れない、食欲不振、低血圧、うつ、動悸、めまいなどの症状ですが、これらは病気というよりはなんとなくこのような症状が出てきます。自律神経失調症の特徴の1つに、「なんか辛い」という状況が共通していると、20,000人の患者さんの施術実績で分かってきています。他に出てくる症状は「疲れやすい、ふらつき、のぼせ、冷え、耳鳴り、関節の痛み、便秘、下痢、生理不順、口や喉の不快感、頻尿、残尿感、発汗、肩こり、腰痛」などがあります。誰しも経験した事がある症状ですが、これらすべてに自律神経の働きが関係しているのです。
薬では自律神経失調症が緩和されない理由とは?
自律神経失調症は薬で症状が緩和されないことが多いのには、理由があります。それは、症状の原因がはっきりとわかっていない症状が多いからです。自律神経失調症の原因は4つのストレスが原因になっていると書きました。ストレスを和らげるお薬は、本質的な意味では存在しません。何故なら、ストレスは薬ではなく他の事情でなくなることが多いからです。
薬で行うことは「神経を落ち着かせる、気分を鎮める」ということです。それによって一時的に自律神経失調症の症状が落ち着く場合があります。しかし、時間が経つとまた症状が出てくるというサイクルを繰り返してしまうことになります。自律神経失調症を本質的に回復させていく為には、鍼灸や他の生活習慣を取り入れることが重要になって来ます。
処方される薬の多くは「神経を落ち着かせる、気分を鎮める、痛みを抑える、血流を良くする」というものです。あなたが処方されている薬も、このような表記がある薬が含まれているのではないでしょうか。
自律神経失調症の一般的な対処法とは?
自律神経失調症の一般的な対処法は、病院に行く、良く寝る、仕事を休むなどが考えられます。一時的ではありますが、症状を抑えることが出来る方法を皆さん試されています。
【薬を使う】
・薬を飲む
【生活習慣を見直す】
・睡眠時間を6時間ほど取る
・水分を摂取する
・3大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)を摂取する
・ビタミンを摂取する
・ミネラルを摂取する
・食物背にを摂取する
【ストレスを減らす】
・仕事を一時的に休む
・家事を手伝ってもらう
・休憩する時間を取る
・何もしない
・瞑想をする
これらの方法を試すことが出来れば、症状が一時的に回復することがあります。鍼灸と併用することで体の状態は更に回復に向かうので変化を実感できるでしょう。
平井鍼灸院の自律神経失調症の対応とは?

自律神経失調症の平井鍼灸院の対応は、鍼灸施術をベースとしております。それに加えて、栄養指導、運動指導などを複合的に取り組み自律神経失調症からの回復をサポートしております。薬を飲んでいる方は、減薬もしくは断薬を目指している方は、主治医の先生と相談をしながら体の症状回復に応じた薬の調整をしていきます。
あくまでも私たちの位置づけはサポーターです。薬の調整は主治医の先生と患者さんがご相談して頂く形を取っています。1日にでも早く、患者さんの身体に必要のないお薬を減らせるように施術内容も変更していきますので、不安なことがある方は是非一度ご相談ください。宜しくお願い致します。