職場復帰
うつ病と職場復帰
ご覧いただきありがとうございます、院長の梅田と申します。
私たちは自律神経失調症やうつ病の患者さんを救うために、日々患者さんと向き合い治療を進めております。その中で、多くの患者さんからいろいろな質問を頂くことがありますので、このようなコンテンツを使い情報提供をしております。
今回は、うつ病と職場復帰というテーマで、症状別の施術方法についてご説明させて頂きます。お役に立てれば幸いです。
当院では、自律神経失調症の状態とうつ病を明確に分けて施術対応をしております。簡単にそちらをご理解いただいたうえで施術の説明をさせて頂きます。
・自律神経失調症
➡体の症状が複数ある(慢性の首コリ、肩こり、頭痛、冷え、胃腸症状、しびれ、だるさ等)
心の状態は問題ない。
・うつ状態
➡体の症状が複数ある(慢性の首コリ、肩こり、頭痛、冷え、胃腸症状、しびれ、だるさ等)
心の状態としては、少しやる気が薄れてくる(仕事に行けないなど)
・うつ病
➡体の症状が複数ある(慢性の首コリ、肩こり、頭痛、冷え、胃腸症状、しびれ、だるさ等)
心の状態としては、やる気がなくなり、好きなことへの興味関心もなくなる。
平井鍼灸院にいらっしゃる患者さんは、うつ状態もしくはうつ病になりかけの方です。私は、うつ病とは病気ではないと考えております。職場復帰を目指している方には、特に説明をしております。
病気とは、明確に悪い場所がはっきりしており、投薬によってある程度効果が認められるものです。しかし、うつ病は薬が効くかどうかも分からないことも多く、たくさんの薬が開発されております。つまり、病態としては複雑であるということです。
西洋医学的に体に原因となる異常が認められない場合でも、うつ状態やうつ病になることがあります。その施術方法としては、とにかく体の低酸素、低体温の状態を改善することです。
そうすることにより、体力が回復してきて体に余裕が出来てきます。体に余裕が出来れば、今までマイナスにとらえていたような出来事も、プラスにとらえることが出来るようになるのです。
私たちの治療は、「病」を診るのではなくあなたという「人」を診ます。複数の原因をしっかりと把握し、1つ1つ対処をしていけばいつの間にか気分や考え方が改善しているのです。
職場復帰に対して必要な体力は、2時間散歩出来るぐらいの余裕が必要です。施術をしながら、体力を養い、考え方や物事の捉え方がプラスになってくると、良いですね。
長文最後までお読みいただき、ありがとうございました。
平井鍼灸院
院長 梅田俊