歯の食いしばり
うつ病のストレスと歯の食いしばり
初めまして、平井鍼灸院の梅田俊です。
平井鍼灸院は自律神経の乱れからくる症状や、うつ病(うつ状態)によって引き起こされる様々な症状をはり施術で改善しております。歯の食いしばりは、体の過緊張という状態から生まれます。夜寝ている間の歯ぎしりなどは、その1例です。実際に意識的に歯を食いしばってみると分かりますが、首や頭、肩周りにかなりの圧力がかかってくることが分かります。実はこの食いしばった状態は、自律神経の乱れからくる症状でもあります。
歯の食いしばりの影響が出る場所
歯の食いしばりは、まず頸椎に影響を与えます。特に5番から7番までの頸椎にストレスを与えてしまいます。頸椎にストレスがかかっている状態だと、頚の胸鎖乳突筋という筋肉や広頚筋という薄い筋膜が緊張してしまうので、歯の食いしばりが起こりやすくなるのです。
頸椎と共に胸椎にも影響が出ます。特に1番から3番です。
頚の筋肉が硬くなることで、寝ている間のストレスレベルが上がるため、さらに食いしばりが強くなります。悪循環に陥ってしまいます。
うつ病だけでなく、自律神経失調症の方にも影響があります。
うつ病の方の食いしばりは、ストレスレベルが体力を超えたときに、ストレス発散を睡眠時の行うことで歯の食いしばりが起こります。いわゆる歯ぎしりです。
歯の食いしばりは他にも、日常生活の中でパソコンをみていたり、何気なくスマートフォンをいじっていたりする時に、奥歯をかみしめていることがあるのです。
自律神経失調症では、交感神経の緊張状態が持続してしまうこと、副交感神経の働きが低下してだるくなってしまうことが同時に起こります。体の筋肉は硬直し血管は流れが悪くなります。その影響で体の緊張状態を悪化させるので、自律神経の乱れはまた悪化してしまいます。
自律神経失調症とうつ病の方で大きく違うことは、交感神経の働きです。自律神経失調症の方は、交感神経が正常でなおかつ働きすぎています。うつ病の方は、交感神経の働きが弱っていて、正常に働かず上がったり下がったりを繰り返しています。
平井鍼灸院の治療は、まずこの状態を緩和する為に、脳脊髄液の流れを調整します。そして、体の力を抜くことを目標に施術を行います。コンビネーション療法という方法を取りますので、どのような体の方でもその方に合った施術を提供することが出来ます。
体の力が入ってしまう原因は、ストレス、寝不足、臓器の代謝不良、神経の過緊張、骨格の歪みなどです。あなたはいくつ当てはまりますか?
この歯の食いしばりの状態は、これ単体では病名はつきません。しかしこの状態が継続することで、体はどんどん血流が悪くなりますので、さらに酷い症状が出てくることがあります。自律神経のリラックス状態を作り出すには、生活習慣の改善と体の治療は必須です。
平井鍼灸院では13種類の手技療法と5種類の補助療法を組み合わせることで、あなたの体の状態にあった施術を組み合わせて行きます。また、中医学や東洋医学的知識をもとにあなたの辛い症状を軽減させるメニュー提供しているので、他では受ける事が出来ない施術効果が見込める可能性が有ります。
歯の食いしばりを気にしているけど、どこに行ったら良いのか分からないのであれば、平井鍼灸院はお役に立てると思います。 一度ご相談くださいね。
平井鍼灸院
院長 梅田俊