夜間高血圧
夜間高血圧と自律神経失調症
ご覧いただきありがとうございます、院長の梅田と申します。
私たちは自律神経失調症やうつ病の患者さんを救うために、日々患者さんと向き合い治療を進めております。その中で、多くの患者さんからいろいろな質問を頂くことがありますので、このようなコンテンツを使い情報提供をしております。
今回は、夜間高血圧と自律神経失調症というテーマで、症状別の施術方法についてご説明させて頂きます。お役に立てれば幸いです。
夜間高血圧には、日中よりも夜間が高くなるタイプと、夜間になっても下がらないタイプの2パターンあります。どちらも危険なのですが、日ごろから気にしていても気づかない場合があるので注意が必要です。
夜間高血圧を引き起こす原因
夜間高血圧を引き起こす原因としては次のものがあるので、当てはまる方は特に注意してください。
- 睡眠時無呼吸症候群、早朝覚醒、中途覚醒、入眠障害などの睡眠障害
- 心不全や腎不全などによって引き起こされる、体内の循環総血液量の増加
- 糖尿病などによる自律神経障害(起立性低血圧、血圧をコントロールすることが出来ない状態)
- 抑うつ状態(気分が上がらずに、いつもよりもエネルギー不足になっている。朝が苦手)
- 脳の病気(脳萎縮、脳梗塞などの脳血管障害)
まず西洋医学でしっかりと検査をすることを原則とし、それでも問題が解決しない場合に西洋医学と併用して鍼施術を受けることをお勧めしております。
当院に通院中の患者さんで夜間高血圧症が優位に改善した例が何例かあるのは、その治療対象疾患として当てはまるからです。
薬だけに頼って体を治すことをやめないことが大切です。体は治る力があります。決してあきらめないでください。あなたが諦めなければ、私たちが諦めることはないので、施術の結果良くなる見込みは十分あります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
梅田俊