不眠症
自律神経失調症と不眠症
初めまして、平井鍼灸院の院長を務めさせて頂いております、梅田俊です。
不眠症の施術について説明をさせて頂きます。
不眠症は、いくつか種類があります。
・入眠障害
・中途覚醒
・早朝覚醒
それぞれ原因が違う為、施術法が異なります。
①入眠障害
精神的なストレスが大きく関わっている為、心臓の経絡に異常が出てきます。心肺機能に関しては特に異常はありませんが、体の中のバランスを保つ働きをしているのが心臓です。入眠時に自律神経の調整をしています。
②中途覚醒
胃腸に負担がかかっており睡眠時の体力が不足している状態です。食欲がなくなっていたり、便秘や下痢をしている可能性もあります。睡眠は体力がいりますので、胃腸を労わることで中途覚醒は予防できます。
③早朝覚醒
肝臓の機能低下があることで、睡眠時の血流配分が上手くできない状態です。全身の血液量の配分は肝臓の働きによってコントロールされています。肝臓はアルコールだけでなく、疲労や感情的なストレス、脂っこい食生活などでも負担がかかります。肝臓の経絡を調整することで、この症状は改善されます。
以上です。
院長 梅田俊