江戸川区の「自律神経失調症・うつ病専門」施術の鍼灸院
うつ病・自律神経施術専門 平井鍼灸院 ‐ 東京都江戸川区

ホルモンバランス

自律神経失調症とホルモンバランス

 

ご覧いただきありがとうございます、平井鍼灸院の院長を勤めております院長の梅田と申します。今回は、自律神経失調症やうつ病の治療をするうえでの「ホルモンバランス」ついて説明をさせて頂きます。

 

自律神経失調症という状態は、交感神経というストレスに反応する神経の過緊張から症状を呈する状態を言います。人間の体はホルモンバランスという、代謝反応をつかさどる機能で成り立っています。このホルモンバランスの調整が出来るようになると、自律神経失調症で苦しんでいる方の症状は軽くなるのです。

 

自律神経失調症に関連するホルモンの働き

 

脳の下垂体という場所から出るホルモンがあります。今回は脳の下垂体から出るホルモンです。

 

 

下垂体前葉ホルモン

  • 成長ホルモン

成長を促進するホルモン。炭水化物、たんぱく質、脂肪の代謝を促す。血糖値にも関係しているので、副腎皮質ホルモンの分泌と関連性がある。交感神経の緊張で働くのが、副腎皮質ホルモンです。

  • 甲状腺刺激ホルモン

甲状腺ホルモンの生成と分泌を促すホルモン。交感神経の働きに関与しているホルモン。甲状腺は代謝反応を促進し、エネルギーを生成します。このホルモンが働くとき、体はストレスと戦っている状態になります。

  • 副腎皮質刺激ホルモン

副腎皮質ホルモン(糖質コルチコイド・副腎アンドロゲン)の生成と分泌を促す。糖質コルチコイドというのは、自律神経の交感神経が緊張したときに出るホルモンで、ストレスホルモンともいわれる。ビタミンCが急速に使われてしまう為、体の免疫力や回復力に大きな影響がある。

 

 

下垂体中間部ホルモン

  • メラニン細胞刺激ホルモン

メラニン細胞を刺激し、皮膚を黒くする。体に日光があたり紫外線が照射された際に、皮膚に作られる免疫反応を促進するもの。体のバリア機能の1つ。

  • 下垂体後葉ホルモン
    • オキシトシン

子宮を収縮させるホルモンで、陣痛促進剤としても用いられる。自律神経に対しても大きな影響がある。愛性ホルモン、恋人ホルモンとも呼ばれ、大脳辺縁系に作用して充足感や安心感を得られ、リラックスできる。これは副交感神経の働きを促進する働きがある。

 

  • 抗利尿ホルモン

腎臓での水分の再吸収を促し、尿を凝縮させる。その結果血圧を高める働きがある。バゾプレッシンと呼ばれる。自律神経でいうと交感神経が働いている時に出るホルモンです。血圧上昇と尿の凝縮は、より体の緊張感を高めてこぶする働きがあります。

  • 松果体
    • メラトニン

メラトニンは暗闇が目に認知されると放出される。通常の睡眠サイクルの調節をする助けをしている。人は年を取るほど、メラトニンの分泌量が少なくなるという研究結果があります。そのため、若い人は比較的睡眠に問題がないのです。

 

メラトニンの原料は、食事で摂取されるトリプトファンです。トリプトファンにいくつかの酵素が働いてセロトニンが出来ます。さらに別の酵素が働いてアセチル基とメチル基がくっついてメラトニンが出来ます。

 

メラトニンは脳の松果体において、トリプトファンからセロトニンを経て合成されるインドールアミン誘導体で、人では夜間上昇し、日中の約10~20倍に達する。

生体リズムの調節作用催眠作用、深部体温低下作用などの作用を持っているので、自律神経失調症の方の体質に大きな影響を与える。

 

 

ホルモンバランスの基礎知識が何故必要なのか

 

自律神経とホルモンは密接な関係があります。それらを把握することがまず大切なので、脳の下垂体から生成されるホルモンを説明していきました。ホルモンというのは一生を通してティースプーン一杯分も出ないほどの量なのですが、体に対して大きな影響を持っています。まず、どんなホルモンなのかを知ることで、セルフケアなどで自律神経失調症やうつ病に対応出来るようになります。

 

ホルモンとは、内分泌腺ともいわれる腺器官から、血液やリンパ液など体内に分泌される物質がホルモンといわれています。ホルモンは、血液やリンパ液などに分泌された後、血液などによって運ばれ各器官の活動を調節している。

ホルモンはごく微量で特殊な働きをする伝達物質であるといってもよいでしょう。ホルモンは過剰でも減少でも、体に異常が起こります。

主に、下垂体、甲状腺、副甲状腺(上皮小体)、副腎、すい臓、卵巣、清掃、胎盤などから分泌されるが、松果体、視床下部、消化管粘膜、胸腺などからも分泌されているといわれています。

 

 

ホルモンバランスの調整をする方法

 

ホルモンバランスを調整するには、運動、食事改善が必要です。体に熱を産生し体を正常な働きに保つことが大切です。

 

 

体の体温を上昇させる

 

体の体温は、主に内臓の働きを正常化する為に必要です。体の深部体温は外気温には左右されない体温です。その変わり体の中を流れる血液やホルモンバランスによって一定の温度に調整されています。そのために必要なのは、運動です。

運動は体を動かすという意味になりますが、10分でも30分でも良いので習慣で行うことが重要です。

 

<お勧めしている運動法>

 

・散歩(早歩き程度の速さで腕を良く振りましょう。普通に歩くよりも歩幅を大きくしましょう)

・ラジオ体操(家でも出来る方法なので、10分ほどの運動から始めるにはちょうど良いです)

・筋力トレーニング(ジムが良いですが、家でも出来ることから始めることをお勧めします。スクワットと腹筋背筋がお勧めです。)

 

ポイントは大きな筋肉を動かすことで血流を効率よく促進させるということです。

 

 

食事改善

 

カフェイン、砂糖、小麦(パンや麺類)を少なくするように調整しましょう。この3つの食べ物は交感神経を緊張させたり、エネルギーサイクルを狂わせる食べ物です。なるべく取らないようにし、より体の正常な働きを保持する為に酵素を取りましょう。

 

<お勧めしている食事>

・生野菜、生の魚、フルーツなどから生きている酵素を取り込むことがとても大切です。体の反応のほとんどは酵素の働きで成り立っています。これが減ることで、体の機能は低下します。

・炭水化物は白ご飯にしましょう。血糖値の上昇を緩やかにすることが出来るので、交感神経が働きすぎず体に栄養を与えることが出来ます。

・豚肉、鶏肉、緑黄色野菜をバランスよくとるようにしましょう。ビタミンB群、ビタミンA、必須アミノ酸を効率よく摂取することで体の構成要素を補いましょう。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

以上です。

 

 

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