なぜ、平井鍼灸院の治療で自律神経失調症が改善するのか?
なぜ、平井鍼灸院の治療で自律神経失調症が改善するのか?
初めまして、平井鍼灸院の梅田俊です。
自律神経失調症を中心に、うつ病の方の施術を専門に行っております。
私たちは自律神経の働きを熟知したうえで、適切な施術を患者さんに提供しております。
平井鍼灸院では、自律神経の乱れを改善するにあたり、お体だけではなくあなたの心身のバランス面に着目して施術を行っております。体に出ている自律神経失調症の症状の殆どは、あなたの身の回りの環境や、心の状態(ストレスなど)が大きく関与しています。
私達が目指しているのは、「あなたが本来の笑顔を取り戻し、お薬に頼らない体質改善を実現していく」ということです。
体に影響する4つのストレス
まずはじめてに、体にかかるストレスのお話です。
皆さんはストレスというと、精神的な状態を思い浮かべることが多いのではないでしょうか。しかし、ストレスは実にたくさん存在しており、精神的なストレスが体に影響を及ぼす割合も3割程度だと言われているほどです。
体には4つのストレスがかかります。社会生活を営んでいれば当然誰にでもかかってくるのですが、その種類を理解していると対処しやすくなります。ストレスとはまず、良いストレスと悪いストレスに分かれます。
良いストレスは適度に体の免疫反応を刺激して高めてくれるストレスのことです。筋トレや運動なども1つのストレスになりますが、これは体にとって良いストレスです。
それに比べて悪いストレスとは、体にとって負担が大きいストレスです。そのストレスを受けることで免疫力が低下して体力が減ってしまいます。よって、体に頭痛や慢性の痛みや凝り、冷え性やむくみ、めまいなどの自律神経失調症状態を呈することになります。
さて、ストレスの種類についてですが、4つあります。
①精神的ストレス
一般的にストレスというと、心の状態を表します。あなたが認識しているストレスもこれに該当するものです。精神的なストレスは、ある一定の条件をそろえたときに起こります。それは、自分が大切にしている基本的欲求が阻害されることで起こります。
生命の危機、人としての尊厳を害されたとき、身近な人との人間関係が大きな要因となることが、現代社会では多いです。実に、人の悩みの60%以上は人間関係の悩みだといわれているのです。
②構造的ストレス
構造的ストレスは体の歪みや凝りなどの、筋骨格系を原因とした体にかかる負担です。先ほど例にだした運動や筋力トレーニングなどは構造的ストレスにあたります。体の歪みは、歪みそのものが悪いわけではありません。歪みが固定してしまうことが体にとって最大のストレスとなります。施術をした後に体の歪みがすぐに変化するようであれば、構造的ストレスは軽いと判断することが出来ます。
③化学的ストレス
化学的ストレスは、食事や栄養の過不足、体に害のあるものの摂取(薬、食品添加物、遺伝子組み換え食品)などが挙げられます。日持ちする食品に関しては、防腐処理などの関係で様々な添加物が使われています。知らず知らずのうちに摂取していたり、日常生活を便利に過ごすには環境を整えることも重要です。
④環境ストレス
環境ストレスとは、梅雨時や夏場、冬などの気温と湿度の変化が起こりやすい時のストレスのことです。人間体は1気圧で正常に保たれています。低気圧が近づくと外気圧が下がり体の中では自律神経を介して調整が行われますが、この調整に使うエネルギーが体力消耗につながるのです。
台風や雨などに弱い方は、低気圧が近づいてきていると体調が悪くなります。
また、自律神経失調症を治す要素としては、4つの体力という考え方が重要です。
4つの体力(対応力)
私たちの体には、ストレスに対応していく力が存在します。それが対応力。
その中でも体力がとても大切です。
基礎体力
思考力、行動力、免疫力、調整力に分類されます。それぞれ体力を表す力です。体力とは総合的に体を治す力であり、単純に運動するための力ではありません。「気を遣う」などの言葉も、思考力を使う代表例です。
身体を調整する力と、動かす力の双方に関係していることが重要です。
私たちはどんな時も、自分の基礎体力からエネルギーを消費しております。
思考力、行動力、免疫力、調整力はそれぞれ鍛えることも可能です。
対処能力
身体に負担がかかり過ぎてしまい、不調の状態に陥ってしまう。これは対処する力が働いていなかったから、体調を崩してしまったという事です。
対処能力を身につけていれば、自律神経症状に陥ることはありません。
対処能力とは、問題に対して対応する能力のことです。ご自身の体にかかるストレスを排除するための力で、課題を明確にすることが大切です。課題に対して改善策を実行することで、体調不良に陥ってしまう原因を取り除くことが出来ます。対処の力があるかどうかは、自律神経失調症から体質改善できるかどうかの判断基準になります。
情緒的サポート
人は必ず身近な大切な方とのつながりを大切にしています。
「この人だったら自分のことを分かってくれる!」という存在が大切です。
人は心の安定を求めて生きています。精神的報酬とも言いますが、どんなに体が健康でお金があったとしても、情緒安定が保たれなければ、体に症状が出ることがあります。最近の患者さんの傾向として、情緒不安定な方が多いのは、日本人がストレスに弱いからです。
自己尊重感
自分のことを、大切に考えることが出来る力のことです。
自己尊重感は自分自身のことが好きな心のこと。自分のこと好きな所を自覚していたり、理解していたりすることで、自己尊重感を高めることが出来ます。
考え方として自分自身のことが大好きかどうかが、体調に影響するということです。これは気のせいではなく、自分を尊重できる人は、他人も尊重することが出来ます。自分の好きな処を30個いえる状態が理想です。
4つの体力を充実させていきましょう。
以上のことを踏まえて、自律神経失調症の症状、うつ病の状態を改善する取り組みをしていくと、効率よく体の状態を改善することが出来ます。是非参考にしてみてくださいね。
以上です。